6.イジメとしてやっている人も
細かく指摘してくる人の中には、その指摘をイジメ目的にやっている人もいます。
こき使おうとするのもある種ではイジメ。
単に相手のことが嫌いだったり、イジメることで支配欲や征服欲を満たしたかったりするから細かく指摘するのです。
その指摘のほとんどは、理不尽なものが多くなるでしょう。
指摘の内容はどうでもよく、目的はイジメなのですから。
もしあなたが、「理不尽な指摘を受けている」と感じるなら、それは指摘というイジメなのかもしれません。
イジメられる理由は何かしらあると思いますが、単に支配欲のためにターゲットにされているだけの可能性もあります。
ただ、どちらにしても指摘されやすい人は、イジメやすい性格であることは間違いありません。
イジメをする人は基本的に小心者なので、指摘に反発してきそうな人や、自分よりできる人間には指摘しません。
つまり、相手を選んで指摘をするということです。
イジメ目的に細かく指摘してくるのは悪質ですが、世の中、こういう人がいるのは事実。
こういう人を避けるためには、イジメに屈しない強い態度を貫く必要があるでしょう。
細かく指摘してくる人の5個の対処法
細かく指摘してくる人には、上手に対処しなければイライラさせられたり、止まらない指摘に時間を取られたりと、あなたにとって損なことばかりです。
そもそも「細かい指摘をされる覚えはない!」という気持ちがあるかもしれませんが、人付き合いは上手にこなすのが“できる人”。
細かく指摘してくる人にいちいちイライラしたり、口答えしたりと反応してしまう人は、上手に人付き合いが出来ていない人でもあるんですよね。
細かく指摘してくる人のその理由や心理については後ほど解説していきますので、ここではまず、『細かく指摘してくる人の5個の対処法』をご紹介します。
1.「ありがとう」と言っておく
細かく指摘してくる人の対処法その1は、『“ありがとう”と言っておく』ことです。
細かく指摘してくる人のタイプや理由はさまざまですが、そのひとつに“親切心”があります。
相手にとって本当にためになるかどうかはさておき、当人は「相手のためを思って親切で教えてあげている」と本気で思っている人も少なくありません。
そんな人にとっては、相手に指摘してあげて、相手のためになることが分かることが何よりもの喜びです。
ですから、「ありがとう」と感謝されることで、親切心は大いに満たされることになります。
つまり、親切心で指摘してくる人には、「ありがとう」の一言が指摘を止める一言になるということです。
返事は必ずするようにして聞き流す
親切心で指摘してくる人は、相手のためになったことが実感できれば満足感を得ることができます。
指摘に対しきちんと返事をしたり、「ありがとう」と感謝したりしておけば、「分かってくれたならいいよ」と満足げに指摘を辞めるでしょう。