たとえば、相手がいつも来る常連客なら、時間を変えることで顔を合わすこともなくなって、指摘されることも無くなりますよね。
もし夫が細かく指摘してくる人で困っているなら、帰ってきてからお風呂に入る。
お風呂に入ったらさっさと寝る。
仕事の時間をずらして、家庭内で一緒に過ごす時間を少なくするなどの対策ができます。
細かく指摘してくる人と関わりが多いほど嫌な思いをすることになるのですから、徹底的に会わないように時間を変えてみましょう。
なぜ自分ばかりが犠牲にならなければならないのか…と感じる人も多いかもしれませんが、指摘されて嫌な思いをするよりも、相手との時間を変えることで自由が手に入るなら、それも良いと思いませんか?
あなたには非がなくても、あなたと相手の価値観にはズレがあるのでしょう。
相手に合わせることもひとつですが、根本的にあなたと相手との考え方に違いがあるなら、細かい指摘は延々と続きます。
ズレがあるなら時間もずらす。
これも、細かく指摘してくる人の賢い対処法です。
5.指摘していることを忠実にこなす
細かく指摘してくる人の対処法その5は、『指摘していることを忠実にこなす』ことです。
細かく指摘してくる人に対処するには、指摘に向き合いつつかわすか、徹底的に避けるかの、主にふたつにひとつです。
指摘していることを忠実にこなすことは、指摘に向き合う究極の対処法。
指摘を徹底的に受けて立つことは、かわすというより跳ねのけると言ったほうが良いのかもしれません。
ただでさえ面倒に思う指摘に対し、それを忠実にこなすことは、並大抵の精神力ではできないかもしれませんね。
嫌々では、とてもできないのではないでしょうか。
しかし、考えを切り替えて「相手の指摘を自分のものにする」つもりで向き合えば、もう怖いものはありません。
逃げる必要も避ける必要もなく、真っ向勝負です。
指摘されたことを直ぐにできるようにして言われないようにする事も
細かく指摘してくる人は、事細かに自分の注文を押し付けています。
それを忠実にこなすのは大変なことですが、それが出来れば新しい自分にも出会えるかもしれません。
今までの自分にはなかった価値観を身につけ、細かい注文にも応えられるだけの精神力を身につけ、嫌なことでも取り組む忍耐力を身につけることができます。
すっかり相手の細かい指摘をこなせるようになるころには、相手も指摘できなくなっていることでしょう。
言わせないように完璧にこなす
細かい指摘をしてくる人に何も言わせないようにできれば、もう対処は完了です。
あなたは相手に認められた人となり、相手の指摘をこなせるようになった分、相手よりも一段上に上っているはずです。
むしろ今度は、あなたが相手の行動を指摘したくなっているかもしれませんね。
ただ、復讐のように相手に指摘をし返しても、良いことはありません。
指摘されないだけの人間になったからと言って、今度は“自分が細かい指摘をする人”にならないよう気を付けたいものですね。