ですが、ウォーキング程度でしたら、比較的誘いやすいのではないのでしょうか?
もしその不安がっている方が女性だとしたら、ウィンドウショッピングなどの効果的です。
インドア派の方なら、本屋さんに連れていくというのも効果的でしょう。
5.笑わせてあげる
不安がる子供を抱える身としては、この方法が一番効果的だと思われています。
下の子は、学校が嫌で泣くことが多いです。
ですので、なるべくそのような嫌なことから、そらすようなことで笑わせてあげるようにしています。
「そうか、そうか。学校が嫌なんだね。じゃあ、学校がどうなったらいいかな?」と質問すると「学校が遊園地に変わったらいいと思う!」と答えるので、「どんな遊園地になったらいいかな?」と話を膨らませることで、だんだんと笑いに変わっていくところがあります。
このように、だんだんと笑いの方向性に導いていく方法もありますし、すんなりとお笑い番組を見せるというような方法もあるでしょう。
とにかくその不安がっている子供や、不安がっている人の好む方向性で、笑わせることを考えていきましょう。
6.動物と触れ合う
アニマルセラピーというものがあるように、動物と触れ合うということは、ある程度の癒し効果があります。
ただ住宅事情によって、なかなかそのような動物を飼うのが現実的ではないご家庭も多いのが事実です。
そのような方でしたら、猫カフェなどに出向いてみてはいかがでしょうか?
一度行ったことはありますが、簡単なおやつや飲み物を選び、飲食を楽しみながらも、どちらかと言うと猫ちゃんと触れ合うことに趣を置いているようなカフェです。
その他にも動物園などに出向いてみるのもいいかもしれませんね。
7.自分の失敗話をする
不安がっている人は、もし失敗したらどうしようかと不安がっている傾向にあります。
ですので、失敗談を話すというのは非常に有効です。
上の子は小学校中学年の時に、なかなか学校生活でうまくいかないことがありました。
気をつけてはいるのだけれど、なかなか忘れ物を減らすことができず、そのことについて深刻に悩んでいることがありました。
ただ著者は、その上を行くぐらいに忘れ物女王でした。
ですのでその忘れ物エピソードを上の子に話してあげた途端に、上の子は生き生きとし始めました。
「ここまで自分はひどくない」と思ったようです。
具体的な失敗談ですが、上の子は筆箱などの忘れ物が多かったのですが、著者はランドセル自体を忘れたことがあります。
8.美味しい物を食べに行く
人間は食べて生きていくところがあります。
ですので、食に関しては喜びの一つです。
ですので不安がっているということであれば、美味しいものを食べに行くことで気分転換を図りましょう。
子供や女性であれば甘いものが好きな人も多いのではないのでしょうか?
そのように美味しいものを食べながら、不安を和らげていくという方法もあります。
9.不安な気持ちを一緒に書き出してみる
上記の方法は、漠然とした不安には大変有効ですですが、どうしても直視しないといけない不安というものもあります。
たとえば母が手に職をつけようとしつこく言ってきた経緯は、母自身が手に職がなかったのです。
そこで母は、娘にやらせることによって間接的に安定を手に入れようとしました。
ですが著者自身は、どちらかと言うと、そのような仕事には向かず、今は専業主婦をしています。
社会人になってすぐに、「看護師になるように」と言ってきたので、母自身に看護師になるように勧めました。
看護師は基本的に年齢を重ねても、門戸が開かれているからです。
ですが、あえて母はその道を選びませんでした。
不安な気持ちに対する対処を講じることはないまま、不安定でいることを選んだのです。