ですが、注意深くなるのをやめようと考える必要ありません。
場合によっては、この注意深さが収入に結びつくこともありえます。
ですので、そのような注意深さは、役に立つことに使うようにし、不安に関してはその不安を手放すようにしましょう。
7.完璧主義
そしてそのように不安になりやすい人は。
完璧主義である一面があります。
著者は若い頃から、掲示板で交流するのが好きで、様々な人と交流をしてきました。
そこでニートの方がいたのですが、その方は社会に出る不安を強く訴えていました。
平日に1日8時間働くということに自信が持てないということをよくおっしゃっていました。
決してニートの人が不真面目ではないという事が、その時に分かりましたね。
逆に完璧主義者が多い印象でした。
ですので、そのような悩み相談をされていた時に、精神疾患に関してはカウンセリングを受けたり投薬を受け、それから少しずつ週2、3日3時間程度のお仕事から始めるのはいかがでしょうか?と勧めました。
その時に当時著者は上の子が赤ちゃんの時でしたので、専業主婦でした。
専業主婦で精神疾患がない自分でも、いきなり1日平日8時間働くのは難しいということと、もし環境が許すのであれば、そのように少しずつ働く時間を増やすことを考えるということは話しました。
そうすると、その人は不安から解放されたらしく、精神科でカウンセリングを受けながら、そのような短時間の仕事を始めたと報告を受けました。
ですので、ハードルを下げるということが大切なのだということを改めて感じました。
8.余裕がない
やはり不安に苛まれるということは、それだけ精神的な余裕がなくなってきます。
ですので、やはりそのように余裕がないというところは言えるでしょう。
もし不安がっている人に対して、不安を和らげるということであれば、あえてその不安から目をそらさせることによって、余裕を生み出すということは大切です。
そして余裕がないと感じているのであれば、環境が許すのであれば少し息抜きをしてみてはいかがでしょうか?
9.感情の浮き沈みが激しい
そして、そのように不安を感じやすい人は、感情の浮き沈みが激しいところがあります。
元気な時はとても元気なのだけれど、一度そのような不安に感じられるようなことがあると、一気に落ち込んでしまうところがあります。
そのような方が身近にいると、ついついこちらは精神が疲弊してしまうところがあります。
場合によっては「もういい加減にして!」と言いたくなるかもしれません。
著者の場合は子供ですので、愛情をもって接することができますが、友人関係とかであればうまくやっていけるかどうかは非常に難しいところがあります。
ですが、なるべくそのような不安に一緒に飲み込まれることなく、うまく接することができるようにすることが大切です。
10.周りの目を気にいつも気にしている
あと意外に多いのが、周りの目を気にしすぎていることです。
こういう風に悪く言われているのではないか?と思うと、それだけで不安を感じてしまうところがあるのです。
ですが、周りの目というのも意外といい加減なものです。
ですので、ある程度は自分が好きなように生きるというのは決して悪いことではありません。
11.自分に自信がない
そして不安を感じやすい人は、基本的に自分に自信がない人が多いです。
それは育ちの影響なのかもしれませんし、何か大きな失敗をしてしまったからというような挫折の経験があるのかもしれません。
生育歴の場合は、そんなにそう簡単に自信を取り戻せるかと言うと、簡単ではないかもしれません。
どうしてもしんどいということであったら、カウンセリングなどのプロの手の力を借りるのも手です。
そこまでではなくても、小さな決断は自分で行い、その決断が良かったと認めることでその自分で決める力に自信を持っていくことができるようになります。
ハードルを上げすぎると、やっぱりダメだったと自信喪失につながる可能性がありますので、そこまで高くないハードルをコツコツと乗り越えていくということで自信を身につけていくというのも有効です。