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不安な人を安心させる言葉や方法(続き5)

もちろん安定志向も良いのですが、その安定志向を選んだばかりに後悔してしまうこともあります。

例えばですが、結婚相手で好きでもない人だけど、経済的に安定している人を選ぶか本当に好きな人と結婚するかというのはよくあることでしょう。

これは人によりけりですので、正解はありません。

ですが、安定志向で選んだ人と不仲になってしまったということがあると、やっぱり好きな人と結婚すれば良かったと思うものです。

逆に好きな人と結婚しても、経済的に不安定ということになると、やっぱり経済的に安定している人が良かったと思うこともあるかもしれません。

様々なケースがありますが、多くの場合は悪いところばかりを見てしまうところがあり、それを後悔してしまうところがあります。

ですので、自分が不安になりやすいということであれば、良いところを見るという努力をすれば、大分そのような不安から解放されるところがあります。

4.慎重

基本的に、そのように不安がある人は、慎重であることが多いです。

こちらも慎重であるということは、決して悪いことではありません。

やはり、どんなにポジティブに生きるとはいえ、ギャンブラーのような生き方が良いかと言うとそうもいきません。

慎重に生きることは悪いことはないけれど、それで色々と人生を楽しめないということであれば、時には冒険をするというのもありです。

5.感情のコントロールが下手

これは著者にも当てはまりますが、感情のコントロールが下手という人も不安になりやすい所があります。

著者は、今でこそそこまで強い不安を抱くことはありませんでしたが、若い頃はこの不安をコントロールするのが苦手でした。

今もそのような傾向があります。

ですが少し思考の癖を変えるだけで、大分変わるところがあります。

著者が行きついた考え方は、全てのリスクを考慮して動く事は、ほぼ不可能であるということです。

考え始めたら不安の連鎖が止まらない

考え始めたらきりがありません。

具体例を挙げると、著者は若い頃に手に職をつけるような仕事に就くことができず。

将来に強い不安を感じていました。

子供の頃から、母にそのようなことを強く言われていたので、どうしてもそのような仕事ができないと思った時に、もうだめなのではないかと思ってしまったのです。

母は将来離婚した時のために、手に職をと思っていたようですが、そのような離婚するかもしれないという程度のことで、明らかに無理のある仕事をするというのは人生を楽しめないのではないかと思ったのです。

ですので、ある程度は、もしそのようなことが起きてしまったら、その時はその時だと思って生きていくことで、大分楽になりました。

母は確かに離婚してから母子家庭になりましたが、実家に帰ったりもしましたし、実家に帰れなかったとしても昨今は築年数が古く人気がない県営住宅は随時募集をしているところがあります。

ですので住まいを確保するというのは、ある程度なんとかなるものですし、正社員は無理でも非正規雇用でしたら比較的ハードルは低いです。

そして文章を書く仕事というのも最近はあるので、そのようなことを組み合わせてやっていけたらどうにかなると思うようにしました。

最悪生活保護もありますし、飢え死にすることはないと考えると大分気が楽になったのです。

物事を複雑に考えがち

そしてそのような不安を抱きやすい人は、物事を複雑に考えがちです。

先ほどの、著者自身の話に戻りますが、経済的に安定しないといけないと思うと明らかに自分に無理な仕事をしないといけないと考えるところがありました。

ですが、仕事をするということだけが収入を得る道ではありません。

資産運用もありますし、副業もあります。

ですので、飢え死にをせず最低限の暮らしができるようになればなんとかなるぐらいにポジティブに考えるようにすることで、大分気が楽になったのです。

このように、そこまで複雑に考えずにシンプルに考えるだけで、だいぶ楽になるところがあります。

6.注意深い

注意深いということは、決して悪いことではありません。

ともすれば、この注意深さこそが生きるような仕事もあります。

その注意深さゆえに、不安になることが増えてくるところがあるのかもしれません。