そこから先は自分が今後の人生の責任を負うために働くのです。
しかし、仕事というものは強制的にやらされると苦痛以外の何物でもありません。
そこに仕事の「やりがい」の存在を見つけられるのです。
何か自分の信念に合っていたり、やっていて心地いい、というものが感じられない事にはその仕事は続かないでしょう。
いくら高給の仕事であっても、です。
まあ、しかし仕事でやりがいを見つけている人って、この世の中にどれくらいいらっしゃるのか、見当もつきません。
もしかしたら多くの人がお金のためにいやいや、今の仕事を続けているのかも分かりません。
「やりがい」のある仕事って、自分の「生き方」そのものですからね。
早くそのような仕事に出会えることを期待しています。
趣味
人生におけるやりがいの2つ目は「趣味」です。
趣味のない人生をやりがいをもって生き抜くのは、かなり困難な作業、と言いますか現実的にはほぼ不可能ではないでしょうか。
それほど趣味というものは私たちが生きてゆく上で欠かせない重要な要素となっているのです。
例えば音楽。
何も難しい楽器を弾きこなしてください、というレベルを求めているのではありません。
ちょっとした息抜きに音楽をかけて聴く程度の事なら誰だってやってますよね。
これも一つの立派な「趣味」と言えると思います。
つまり日常において仕事以外で自分の生き抜きになるものをいくつ持っているか。
これがあなたの人生により多くの「潤い」を与えてくれるのです。
仕事が生き甲斐になっている人は立派だと思います。
しかし、この世の中にどれくらいの人が仕事に生きがいを見出しているでしょう?
仕事にいきがいを見つけられている煮なら、世の中に「転職」という言葉は存在しなくなりますよね。
しかし、現実には今の世の中、転職なんて当たり前です。
という事は心から満足して仕事に就いている人なんてそうそういない、という事なのです。
そこでそういった心の空白を埋めるのに「趣味」が登場するのです。
言うなれば趣味は仕事と表裏一体となることであなたにいきがいを与えてくれるもの。
という事になるのでしょう。
趣味だけの人生はあり得ませんからね。
趣味が高じても収入には結びつきませんから。
やはり人間は生きてゆくために働かなければいけないのです。
そのストレスを発散させてくれるものが「趣味」と言ってもいいのでしょう。
8.強さ
人生におけるやりがいの3つ目は「強さ」です。
言うなれば「勝負」という事になるでしょうか?
スポーツにしろ、特技にしろ、仕事にしろ、その分野で自分が強ければ勝負事に勝てます。
この「勝つ」という醍醐味こそ「やりがい」「生き甲斐」、と感じられている方はきっと想像以上に多いでしょう。
人間の特性として勝負事になったら、誰でも勝ちたいと願うものですよね。
最初から負けてもいい、と思って勝負に入る人なんていないはずです。
勝つことによって喜びを味わえるからです。
自分がその種目で1番、優れている事の実証になるのです。