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穏やかな暮らしをするための9個の心得(続き4)

オンとオフをしっかりわけることで、やりたいことを自由にやる、ありのままの自分に戻りましょう。

働き方を見直す

休日も仕事のことを考えなくちゃいけないくらいなら、その会社はあなたに合っていません。

それを乗り越えれば技術が身に付くとかそういう精神論は捨てましょう。

そもそも、会社は休日を設けなくちゃならないと決まっているのに、社員がしっかり休めない環境にしている時点でアウトです。

「勝手に休日でも考えていたんでしょ」と言われてしまうに決まっていますが、だったら辞めてしまえばいい。

選択肢は他にもたくさんあります。

中には仕事一筋で生きていける人もいます。

しかし、それは仕事が趣味の人に限った話です。

その人と自分とを同列に考えてはいけません。

もっと大切にしたいことに時間を使いましょう。

そのために、働き方を見直すのは今すぐやるべきです。

2.無理な生活をしない


無理な生活とは何でしょうか。

仕事をバリバリやることだけではありません。

分不相応な生活を望むことです。

人様から借金をしてでも贅沢をする、給料に見合わないおしゃれを楽しむ、体力を過信して徹夜でゲームをする、など挙げればたくさんあります。

そのどれもが、今のあなたに合っていないものです。

どこかで無理をすると、そのツケは数年後に回ってきます。

借金をしてでも贅沢な暮らしをすれば、利子が積み重なって数年後は貧乏人です。

給料に見合わないおしゃれを楽しんでも、それでお金がなくなれば見切り品を買い漁る毎日。

体力を過信してゲームをし続ければ病気になってゲームなんてできない薬漬けの日々になるでしょう。

無理は無理なので、乗り越えられるものではないし、今後勝手に改善していくものでもありません。

焦ったり忙しい生活をしてはいけない

今の自分に合った生活をするようになると、焦りや忙しさを感じなくなります。

たとえば給料が手取りで15万円だった場合、手取り30万円の生活を望めば「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い詰めるでしょう。

そこで「15万円で楽しく生活するにはどうしたらいいか」と考え方を変えてみます。

家賃が安い家に引っ越して、安い食材でも十分に美味しくできる料理の腕を身に着けて、ちゃんと値段と物の質を天秤にかけられるようになると、十分恵まれた生活ができます。

それで満足ができれば給料を増やそうと考えなくて済み、本当にやりたいことに時間を使えるようになるわけです。

そして、そういう生活に慣れた上で仕事で出世して給料が上がれば、たんまり貯金ができます。

その貯金を活用してマイホームを購入したり、自分の生活が楽になる物や事へ投資すればいいのです。

目先の欲望に飛びついて、それを手に入れて当たり前というような刹那的な生き方をしていると、焦りや忙しさが一生付きまとうので気を付けましょう。

無理だと思ったら一休み

多くの人は自分の身体や心が発している「無理っす」を無視して頑張り続けようとしています。

お腹が痛いのに頑張って出社、肌が荒れているのに頑張って子育て、誰とも話したくないのに頑張って飲み会…それは幸せなのでしょうか。

たしかに、やらなきゃいけないことはあります。

責任というのもあるでしょう。

今頑張ることが未来の自分を助けると思うかもしれません。

でもちょっと立ち止まって、冷静に考えてみてほしいのです。

「本当に“今”必要か」ということを。