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穏やかな暮らしをするための9個の心得(続き6)

穏やかに暮らしているとはいえません。

余裕を持った行動を心掛ける

脳の切り替えの速度は一朝一夕で身に付くようなものではありません。

才能といってもいいほど個人差があります。

自分の脳の切り替え速度を冷静に考えて、それに合わせた時間を確保してやることで穏やかな暮らしに近づけます。

考え事が多い人は脳の切り替えが下手なので、十分に考えられたと納得できるように、何もしない時間をとりましょう。

なんでも安請け合いしがちな人は、断る勇気を持つことをおすすめします。

「できなくはないが、これをやるとプライベートの時間が削られるな」と思えば断って構いません。

少しずつでも余裕を持とうとすることで、冷静な自分を取り戻せるはずです。

5.自分を見つめ直す

自分を見つめ直すことはとても大切。

「自分のことは自分が一番わかっている」と多くの人が思っていますが、一番わかっていないのも自分です。

自分では気づかない内に自分を騙して生きている人は多く見られます。

自分自身が騙されているので、今考えていることは本心であるかのように思っているのです。

たとえば、いつもSNSで愚痴を言っている女性。

旦那の実家に帰るのが苦痛だとか、姑の連絡がシンドイとか、旦那は何も家事や育児を手伝わないとか、色々書いてあります。

ところが、いざその女性と会ってみると「なんだかんだ言って幸せなの」と言い、笑顔を見せます。

不思議な話です。

はたして、この女性は本当に幸せなのでしょうか。

SNSに書かれていたことは全て真実でしょう。

その他のことで幸せを感じているのかもしれませんが、抱えている不満とは別問題です。

それを「幸せ」という言葉で塗り固めます。

相手にそう告げることで自分にも「幸せなんだから多少のことは我慢しなさい」と説得しているかのようです。

こうして自分を騙し続けていると、塗り重ねてきた言葉の方が本心であるかのように思えてきます。

そして、いつかはその塗装が剥がれ落ちる瞬間がきます。

そうなっては遅いです。

本心はどこにあるのか、手遅れになる前に見つめ直さなければなりません。

自分日記をつけてみる

SNSを日記代わりにつけている人もいますが、少なからず誰かに見られることを想定して書いているため、偽りが出やすいです。

自分以外が見ることのできない紙のノートに記録してみましょう。

誰に見られることもない言葉こそが本心です。

想いのままに書き綴り、それを後日見返すことで自分の中に転がっている不満や悩みが分かるようになります。

そこには嘘で塗り固めた自分がいないのですから、グサッとくるものがあるでしょう。

子供の頃の自分を思い出す

人の性質は年をとっても大して変わりません。

子供の頃は図書館で大人しく本を読んでいたタイプの人が大学デビューでパーティピーポーになっても、本質は大人しく本を読むタイプです。

ところがパリピでいることの楽しさもあるので「本当はパリピだったんだ!」と思うようになります。

それで呼ばれれば飲みにでかけたり、毎日忙しく過ごすようになるのですが、少しずつ違和感が蓄積して、その内疲れるようになるでしょう。

自分が楽しいのと、他人が楽しんでいる中にいるときに感じることは似ているので区別がつきにくいです。

しかし、そうやって他人の感情に呑まれ続けると自分を見失います。