CoCoSiA(ココシア)

苦しさに耐える8個の方法(続き3)

小さな子供が一人家にいるようなもので、かつ、人間の子供ほどワガママではなく、手も焼くことがありません。

それでいて、反抗期も無く、一生甘えてくれます。

その愛らしさときたら、例えようがありません。

また、ペットはいつも甘えてくるばかりではありません。

人間の言葉を理解しているのかどうなのかよくわかりませんが、一方的に悩み事を話しても、じっと聞いてくれます。

苦しいことを抱えて帰宅しても、いつもと変わらぬ姿で迎えてくれ、慰めてくれます。

旅に出る

苦しさに耐えるというより、苦しみを別なモノとして考えられるようになるかもしれないという方法がこれです。

「旅に出る」です。

「旅」と一言で言っても色々ありますが、どんな旅でも構いません。

日帰り、一泊二日、一週間の海外旅行、一年間の世界一周、なんでもいいんです。

旅というもの自体が楽しいものであるし、人を成長させるものでもあります。

ただ、間違ってもらっては困るのが、旅が楽しいものだからと言って、旅を楽しむことで、苦しさを忘れるのが狙いなわけではありません。

あくまで苦しさを苦しいものと捉えることがなくなるようにするために旅に出ようというのです。

何故、旅に出れば、苦しさを苦しさと捉えることがなくなるのかというと、もうお分かりの通り、旅をすると自分自身の価値観が変わってくるのです。

旅に出て、いろいろな人に会い、いろいろなモノを見て廻ることによって、もしかすると、自分が旅に出る前まで悩んでいた悩み事がかなりちっぽけなものだったと思うようになるかもしれません。

もしくは、苦しいと思っていたことも、それほど苦しむようなことでもないように思えてくるかもしれません。

なんにせよ、苦しさを抱えている人でも、そうでない人でも、時には旅に出ることが必要です。

何度も言いますが、旅は人を成長させるからです。

非日常が価値観を変えてくれる

今の苦しみは日常の生活の中で生まれたものだと思います。

それから解放されるためには、日常ではない空間、つまり非日常に逃れるしか方法はないかもしれません。

しかし、それを「逃げ」と考えないようにしましょう。

日常で発生した問題は同じ日常の中にいてはそのまま消滅せずにいつまでも存在し続ける可能性があります。

いつもの日常の中に居続けると価値観が同じままとなってしまいます。

価値観が変わらなければ、同じものを見ても同じものにしか見えません。

苦しみの種もいつまでも同じ苦しみの種のままです。

そこを、とにかく旅に出ることで、日常から離れてみることが価値観を変えることの第一歩になります。

日常には聞きなれない言葉や、見慣れない顔、初めて食べる料理、そういったものを体験することによって、価値観が変わってくるでしょう。

すると、今まで苦しみの種だった物事が、ちょっと違うものに見えてくるはずです。

自分にご褒美をあげる

苦しさというものは、得てして何かやらなくてはならないことをやっている中で生まれます。

好きなことをやっている時に苦しい思いをするという話はあまり聞いたことがありません。

つまり、すべてがそうとは限りませんが、何かしら自分が頑張っている、努力しているときに、苦しみというものを味わうことになるんですね。

そういう苦しさの発生パターンもあるということです。

そういうパターンで発生した苦しみに耐えるには、やらなくてはならないことの反対のもの、そう、やりたいこと、好きなことをすることで可能となります。

ここまで紹介してきた、「趣味を持つ」とか、「旅に出る」「ペットを飼う」なども、ご褒美の一つと考えていいと思います。

もちろん、ご褒美ですから自分がほしかった物などを買うのもいいでしょう。

時には自分に贅沢なプレゼントをあげてパワーチャージ

苦しさを抱えていなくても、皆さん毎日頑張っておられることと思います。