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苦しさに耐える8個の方法(続き9)

つまり、自分自身に自信がもてないと、この世の中で胸を張って生きていけなくなります。

人間一人一人にはこの世界で堂々と生きていく権利は絶対にあるのですが、ある程度自分に人間としての誇りと、文明社会を生きていく人並みの能力と、ある程度の文化人たるべき知識がないと、何か自信がもてず、他人より劣っているように感じてしまい、何かと引っ込み思案で胸を張って学校に行けなかったり、不安ばっかりで仕事をすぐやめてしまったり。

自分自身の問題ですから、周りから見ても「なんだ、そんなことで・・・」と思われるだけですが、自分に自信が持てないのは本人にとってかなりの苦痛です。

でも、この手の苦しさは、本人の努力次第で何とかなりそうですね。

人間関係が上手くいかない苦しさ

人としてこの世で生きていく以上、他の人と関わって生きていかなければ自分の人生も成り立たないと言えます。

また、逆に人と一切かかわらず生きていくひとも、他人と関わることができない悩み、苦しさというものを抱えているはずです。

霞を食って生きる仙人みたいな人であれば話は別ですが、人間という生き物は、必ず他人にストレスを感じ、自分もストレスを感じさせて生きています。

ということは、この人間関係における苦しさというものは、人間である以上、全員が抱えている苦しさと言えます。

「私は克服した」とか、「私は全く(ストレスなんか)感じない」と言える人は、かなり精神的な修行を重ねた人でしょう。

この苦しさは、人間社会が始まっていらい、人間全員が感じてきた苦しさであり、これからも人間社会が続く以上、永遠に伝承されていくように思います。

ということは、同じ苦しさを感じている人は案外近くにいるという事ですし、逆に、同じ価値観を持った人と出会うきっかけにもなりますよね。

うまく、まとめられませんが、人間関係には一生苦しむかもしせませんが、その苦しさと上手につき合っていけば、いくらか人生楽しくなりそうです。

苦しさに耐えてこそ本当の大人

先ほどもいいましたが、人は皆だれでも苦しさを持っています。

それに立ち向かいながら、人としての成長の道を歩んでいると言っていいでしょう。

作家の苦しさから生まれてきた良い音楽や、芸術作品は世界中にごまんとあるように、誰よりも苦しさに耐えてきた選手が表彰台に立っているものです。

だから、苦しさから逃げようとするのではなく、逃げても逃れられるものではありませんし、真っ向からぶち当たっていく方が、本人の為になるのだと言っておきましょう。

上手に消化できるかがポイント

ただ、真っ向勝負といっても、やみくもに突っ込んではいけません。

自分の苦しさが何から生まれたものなのか、どういった類の苦しさなのか、よく分析してみましょう。

そんな心の余裕がないということは無いはずです。

だって、苦しさはあなた自身の心が感じていることですから、そのままあなたの心の中で分析開始すればいいのです。

まったく、難しい事ではありません。

そして、この記事をここまで読んでいるのなら、すでに自分の苦しさについて大体のことはわかってきているのではないでしょうか。

強く優しい人に成長している証

苦しさと真っ向から闘っている人、耐えている人に応援メッセージを送りますね。

あなたが今、その苦しさについてどのステージにいるかわかりませんが、あなたは着実に強く優しい人に成長していってます。

今後、ふと同じ職場の同僚や後輩が、口には出さなくても、何かで苦しんでいる様子に気が付いたりするようになるでしょう。

そして、いつの間にかあなたの周りにはあなたを慕う人が集まってくるようになるでしょう。

だから、頑張ってください。

苦しいときは無理をしないで

結論を言えば、「苦しさ」なんてものはどれだけ辛いものだったとしても、一生抱えていくものではありません。

遅かれ早かれいつか自然に消えてしまったり、何かがきっかけで解放されるものです。

苦しみを抱えている時間が計れるとして、1時間の苦しさを味わうとしたら、後半30分は自分自身がただ「気にしすぎ」ているだけだと言えます。

前半は本当に苦しさを味わった。

でも後半は引きずっているだけ。

つまり後半は心の問題だということです。

「苦しさ」や「喜び」は心で味わうものですから、考え方一つで苦しさも苦しくなくなります。

逆もしかりで、喜べることも心ひとつで気づけなかったり、感謝できなくなったりします。