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チーフとはどういう意味?チーフの仕...(続き5)

これで完成と思ってしまえばそこで完成なのですが、さらに良くできないかなと模索する事で更に良いものへと進化させることができます。

ただ…このブラッシュアップの方法や進化の方法を知らなければ蛇足となってしまい、余計な物を足すだけとなってしまいます。

チーフとして更なる高みへと導くためにはこの進化の方法を教えることも重要となります。

方法は沢山ありますが一例をご紹介しますね。

何かが完成したと思った時に、他に業務がまだある場合はその業務を優先させて下さい。

この優先順位を決めさせること、優先順位を理解させることがとても重要です。

限界を決めないで一つの事に全てを費やすことは本末転倒になります。

まずは業務の優先順位を決めて、優先順位に合った順番で業務をこなしていける環境を作って下さい。

部下が自分で決める方法でもチーフが決めてあげる方法でもどちらでもOKです。

次に現在完成しているものを保存しておき、ブラッシュアップした内容と見比べて客観的に判断できる環境を整えて下さい。

ブラッシュアップによってより良いものになる場合が多いのですが、本来の目的によってはブラッシュアップ前の方が本来の目的に合っている場合もあるのです。

進化させることが最適ではない場合もあると部下に認識させることも重要になります。

客観的に判断できるようになると本来の目的を理解する事に繋がり、何処をブラシュアップしたら良いのか明確になるのです。

この事が分かれば更なるレベルアップはこんなにも簡単だったのかと思えてくるようになります。

責任感

チーフはこの責任感が必ず必要になります。

チーフクラスの役職になると、自分自身で決断する決定権が付与されます。

この決定権によって決定させたことには全責任を負う事が必要になります。

自分が統括している部下に対しても、部下のおこなった事に対しての責任を負う覚悟が必要になります。

責任と言うと自分の知らないところで部下がしたことまで責任は負いたくないという人もいるかもしれません。

ですが、正しく指導してチーフであるあなたの考え等が分かっている人は、あなたに迷惑がかからないように考えて常に行動してくれるようになります。

お互いの信頼関係が出来上がっている事で、部下はあなたに迷惑のかからない行動を常に考えてあなたの手目になるように立ち回ります。

あなた自身も部下の為に様々なことを考えて行動する事が出来ますよね。

そんな部下のフォローやサポートなら自分の責任として行使する事が出来ます。

逆に信頼関係のできていない上司と部下の関係性では、責任を負う事にためらいが生じてしまいます。

責任を負いたくないなと思ってしまう人は、この信頼関係ができていないということですね。

部下以外でも会社の為に自分が責任を負って謝りに行く場合もあるかもしれません。

この時に何で自分が…と思ってしまう人は、会社との信頼関係が出来ていない可能性があります。

責任感を得るためには部下との信頼関係、会社との信頼関係が重要となります。

正確さ

正確さもチーフにとって重要なスキルとはなりますが、この正確さを得るためには実績と経験が重要になります。

というよりも実績と経験がないと正確な判断や正確な診断、アドバイスやフォローなどが出来ません。

まずは何より沢山の事を経験して下さい。

失敗しても良いのです。

失敗で終わらなければ成功までの道のりとなり、試行錯誤の方法を学ぶことができます。

この経験によって、部下に対して失敗しそうな時や失敗したと思った時のアドバイスを正確に行う事が出来るのです。

この正確さを身につけるために沢山の経験をして下さい。

スピード感

スピード感も重要です。

何かをする場合に何でも後回しにしてしまう人がいますが、後回しにはしないで何をするにしても即座に対応するスピード感が必要です。