また、朝までお酒を飲んだがために、大事なテストの日に寝坊してしまうという大失敗をやらかす人もいます。
勉強をおろそかにしてサークル活動に勤しんでしまうと、大学に来ている身としては本末転倒な事態になりかねません。
4.お金がかかる
サークルは学校からの支援金がないことが多く、全ての活動費が自費となります。
何をするサークルなのかで費用は大きく異なりますが、それなりにお金はかかります。
全額親の小遣いでやっている人もいるかもしれませんが、多くの学生はアルバイトをしないと支払える金額ではないことがほとんどです。
学費も自分で負担しているとなると、金額の負荷はかなり重くなります。
奨学金で賄おうとする人もいますが、奨学金は借金なので、未来の自分が返済で四苦八苦することにもなりかねません。
どんなに楽しいサークルでも、資金繰りと合わないところはやめておくのが無難です。
活動費や飲み会費など
サークルの活動費は名目が色々あります。
たとえば、次のようなもの。
・場所代
・機材設備費
・交通費
・宿泊費
・文化祭出店費
また、演劇や軽音など定期的に公演を行うサークルは月会費を徴収することも多いです。
これらの活動費に加え、日々のランチや飲み会といったお付き合いの費用もあるため、年間にすると数十万円程度注ぎ込むことは珍しくありません。
肝に銘じておきたいこと
最後に、サークル活動全般において肝に銘じておきたいことを紹介します。
下記はどんなサークルにおいても通じるものであり、サークル活動を健全に楽しむコツでもあるので、チェックしてみてくださいね。
サークルはあくまでおまけ!授業に出よう
サークルが楽しすぎてずっと入り浸り、気づいたら授業に出るのを忘れて飲み会ばかりしていた、という人もいます。
中・高とは違って、大学は授業をサボれば有無をいわず単位を落とされます。
先生がわざわざ「あと何回休んだら卒業できないよ」なんてことも教えてくれません。
また「休講トラップ」も存在します。
一応、ほとんどの科目は何回かは休んでもいい「セーフの回数」というのが設定されているのですが、これは授業の全コマ数の内の2割(端数切捨て)、など各科目ごとに決まっているものです。
2割設定の場合、前期15コマの授業だとしたら、3回までは休めます。
多くの人の「まだサボれる」はこの回数のことです。
しかし、教授が風邪を引いたり台風で休講になったりすると、全コマ数が14回以下になってしまうかもしれません。
すると、セーフの回数は割合なので2回になってしまい、既に3回休んだ人はアウトということに…。
本当に風邪を引いて欠席せざるを得ないときのために、セーフ回数は全部残しておくことをおすすめします。
お金は計画的に
親のお金で不自由なく大学に行ける人は問題ないですが、自腹で頑張る人はお金の計画をしっかりしましょう。
先述のように、サークルはそれぞれかかるお金が異なります。
また、金欠の時は全くお金を使わなくても済む友達付き合い程度のサークルもあれば、人の事情はおかまいなしに徴収しようとするサークルもあります。
目先の楽しみを優先して、本来求めていた未来を手放さないようにしてくださいね。
サークルクラッシャーにならないようにしよう
「恋がしたい!」ということでサークルに入る人は多いので、それ自体は構いません。