おすそわけをいただいたら、いただきっぱなしというわけにもいきません。
詮索される
仲が良いからと言って、何から何まで家の中のこと、家族のことを話してしまうということはないですよね。
秘密にするというより、まだ決まっていないことを話してしまわないようにすることも多いです。
たとえば、子供が受験する学校は、まだ子供自身も決めあぐねているという段階では家族間で試行錯誤しているはずです。
そんなときご近所さんから「どこを受験するの?」と聞かれても答えようがありません。
あれやこれや詮索好きなご近所さんだと悪気はなくても困ってしまいます。
こちらからしないようにしたいのは、収入、学歴、あちらから話してこないのに子供のことを聞く、これまでの経歴のことなどです。
仲良くなってもあちらから話してこなければ聞かないようにしましょう。
お互いのプライバシーは大切にしたいものですね。
「今!?」ってときの来訪
とても忙しいときや夜に急に来訪ということもあり得ます。
仲が良くてついつい気を許してしまうのはお互い様ですが、「今?」というときの来訪は、無下に追い返すわけにもいかず、相手も悪気があってのことではないので困ってしまいます。
物をねだられることも
言い方は悪いですが、物をねだられることがあるかもしれません。
商品を「ください」という意味だけではなく、自分が入っている会に、「あなたも入ってほしい」とか商売をしているごきんじょさんなら「買ってほしい」ということもあり得ます。
仲が良くなければお断りもしやすいですが、仲良くしているご近所さんだと気まずい思いをしたくはないという板挟みが起きますね。
長話のおつきあい
お話好きが高じて長話ばかりするご近所さんがいると少したいへんです。
暑いとき寒いときおかまいなしに長話になると体調も悪くなるかもしれません。
そんなときの対処法は、相手の話が途切れた時に、時計や携帯を見て「あ、もうこんな時間ですよ!」と言ってみてください。
そしてこちらから「また、こんなに足止めさせてしまってごめんなさい」などこちらが相手を引き留めて長話してしまったかのように言いながら「さあ、〇〇に行きますね」などと言いながらその場を後にしましょう。
こうすることで相手に不快な思いをさせずにその場から逃れやすくなります。
ご近所さんとの効果的なコミュニケーション
そんな、ありがたくもあり少々難しさのあるご近所さん付き合いで効果的なコミュニケーションはどういうものなのか見てみましょう。
笑顔で挨拶をする
人間関係はまずは挨拶からはじまります。
仲の良い相手であればこそ、「おはよう」「こんにちは」「しばらく顔をみなかったけど元気だった?」「最近調子はどう?」など挨拶やお声がけが必要です。
仏頂面ではいけません。
笑顔での挨拶を心がけましょう。
ちょこちょこ世間話をする
そして適度な世間話をすることも大切です。
ずっと井戸端会議のようにするのではなく、ちょこちょこが友好的です。
ごみ捨ての時に会ってほんの5分、家の前で挨拶をしてほんの5分など。
世間話は、そのときに話題になっている芸能人の話でもよいし、気候のことでもかまいません。
自分たちのことでないこと、そして身近な人の悪口ではないことを話すのです。
共通の話題を持てることで一体感が生まれます。
もちろん、もう少し踏み込んだ話やお互いの家庭のことも聞いたり話したりということもありながら、その合間にちょこちょこと世間話をする時間を取ることで、お互いに踏み込みすぎないというメリットがあります。
マナーはしっかり守る
どんなに親しき仲にも礼儀が必要です。