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女声出し方の4個のコツと練習方法8選!(続き4)

「喉仏がどうとかいまいち分からない」「声に丸みを上手くもたせられない」と悩む人にも、ハミングでの練習方法はおすすめです。

また、ハミングならば人目があるところでも、「女声の練習をしている」と悟られにくいのもメリットです。

女性のような口調で話す練習の時には、どうしても人目が気になってしまう人でも、ハミングならばどこでも練習が可能ですので、毎日比較的場所を選ばずに練習ができます。

ただし、ハミングで高い声が出せるようになったからといって、それで女声が出せるようになったわけではありませんので、そこは勘違いしないように気をつけましょう。

喉仏を使わない声の出し方

男性が声を出す時には、必ずといっていいほどに喉仏を使って声を出します。

そのため、話す声は男性特有の低く太い声になってしまうことが多いです。

喉仏をまったく使わないというのは難しいため、できるだけ喉仏を上にあげることを意識して音を出すようにしましょう。

具体的には、唾を飲み込んだ時に喉仏が上がりますので、飲み込んだ直後の状態の喉仏の位置をキープするようにします。

慣れない内は喉が苦しく感じられますが、頑張ってその状態を保ったまま声を出すことができれば、女声が出しやすい状態を作れます。

鏡の前で自分が唾を飲み込んだ時の喉仏の動きをよく観察し、喉仏が上にあがった時にそこでキープできるように練習しましょう。

それができるようになれば、喉仏を使わないで声を出すことも可能になります。

高い声を出すトレーニングをする

女声を出すには、高い音を出せるようにならなければなりません。

女声を出すためのコツやトレーニングを重ねることで、徐々に女声が出せるようになるでしょう。

ただし、高い声を出すトレーニングは毎日続けて行わなければなりません。

「週に一回だけ」「気が向いた時だけ」トレーニングを重ねたところで、理想の女声を出すことは難しいでしょう。

運動や勉強と同様に、女声も毎日トレーニングを積み重ねることが大切です。

また、高い声を出すトレーニングを続けたからといって、必ずしも理想の女声を出せるようになるとは限りませんので、ある程度トレーニングを続けたら、その成果次第では自分なりに見切りをつけることも考えておきましょう。

もちろん諦めず、コツコツと毎日続けていけば、多少なりとも通常よりも高い声は出せるようになるでしょう。

それをどの程度高めていくのかは、その人の声質と努力次第です。

やり過ぎると声が枯れてしまうので注意

女声を出すためには、毎日のトレーニングが必須です。

しかし、だからといって毎日自分の限界を超えるようなトレーニングを続けていると、無理がたたって声が枯れたり、喉が潰れてしまったりします。

プロの歌手はたくさんトレーニングを重ねていますが、同時にそれ以上に自分の喉のケアも行っています。

毎日トレーニング以外では無理に声を出すことはせず、常に部屋を過湿したり、のど飴を舐めたりマスクを付けたりして、喉の保湿に努めています。

喉をたくさん使うからこそ、必要以上にトレーニングをし過ぎずに、ケアをしっかりと行うことが大切です。

早く女声が出せるようになりたいからといって、焦ってトレーニングをし過ぎないように気をつけましょう。

鼻歌で高い音を出す練習をしてみる

ハミングの時にもご紹介しましたが、鼻歌では口から声を出すよりも高音が出やすくなります。

それを利用して、まずは鼻歌で高い音を出す練習をしてみましょう。

このやり方は、特に地声が低い人におすすめの方法です。

地声が高い人は、普通に声を出すやり方でも高音を出しやすいですが、地声が低い人はいきなり高い声を出そうとしても難しいでしょう。

そこで、鼻歌で少しずつ高い音を出せるように練習していけば、次第に鼻歌から声としても高い音を出せるようになるかもしれません。

裏声を出し続けてしゃべる

カラオケなどで、よく高い音が出せない時に裏声を出すことがありますよね。

人によっては裏声を出してしまうことを恥ずかしく思えるかもしれませんが、むしろ裏声を出すことで女声を出す練習になります。

男性でも裏声は、比較的女性の声に近くなりますので、裏声のままでしゃべる練習をしましょう。

慣れない内は少し喋っただけで声が掠れてしまいますが、無理をせずに掠れてきたらそこで止めて、代わりに毎日続けることを意識しましょう。

毎日少しずつでも裏声でしゃべるようにすれば、次第にそれが長く喋れるようになります。