教壇に立ち講義をする大学教授。
その姿は凛としていて憧れるものがあります。
大学教授に自分もなってみたいなと思ったことはありませんか?そう考えた人は、なぜ小中高の先生ではなく、大学教授になろうと思ったの思ったのでしょうか。
やはり名誉ある職業だからでしょうか。
大学教授になる人はいったいどんな人が向いているのでしょうか。
今回は大学教授に向いている人についてお伝えします。
この記事を読めば“もしかして自分も大学教授になれるかも”と思い人生の道すじが決まるかもしれませんよ。
大学教授の仕事内容って?
授業で講義をするだけが大学教授ではありません。
講義は大学教授の仕事の3分の1あるかないかです。
実は他にもたくさんしなければいけないことがあるのです。
大学教授には研究をしている分野があります。
その研究は1人では行わず生徒たちと行うので、その準備や研究の結果をまとめるなどの仕事があります。
また、論文の執筆などもありますが、論文は大学の仕事が終わってから家に帰ってから書く人が多いです。
その他にもゼミや授業の下準備もあります。
また、忙しい中でも学生たちからの質問に答えたり、コミュニケーションも怠らず目の回るような忙しい毎日を送っているのが大学教授なのです。
自分の仕事以外にも大学での運営会議などもありますし、イベントがあれば参加も必要です。
目に見えない仕事が意外とあり、憧れる職業ではありますが、体力的にも精神的にもタフでなければやりこなすのが難しい職業でもあります。
大学教授になるには?
まずは自分が何に興味を深く持ち、その勉強をするためにどこの大学に入学するのがいいのか決めます。
そして受験、合格したら入学となります。
4年間勉強して、卒論を書いて無事卒業。
そして「学士」を取得することが出来ます。
しかし、学士だけでは大学教授にはなれません。
次の段階に進む必要があります。
それは大学院に進み2年間、学士で勉強したことのさらに高度な研究を行い、修士論文を作り発表して博士号を取得していきます。
大学院前期課程に入学するわけですが、ここでは2年間、さらに高度な研究を行い修士論文を作っていき、論文を発表します。
その後、後期に入りさらに3年の間研究を行い、博士論文に合格してようやく博士号を取得できるのです。
ここでようやく大学教授になるための切符を手に入れました。
しかし問題はこの後です。
博士号を持っていれば自動的に大学教授になれるわけでもないし、誰かがスカウトしてくれるわけでもありません。
多くの人は就職活動をします。
そして大学に採用されて助手になってからもまた長い道のりが始まります。
研究をして論文を書き、学会で発表されるなどの結果を出せれば、教授の推薦で次の段階へと進めます。
その後は、講師、准教授、教授と進んでいくのです。
大学教授になるまでにはかなりの年数が必要となってきます。
大学教授になるまでの道のりをまとめると、大学→大学院→助手→大学講師→大学准教授→大学教授となります。
大学教授に向いている人の25個の特徴
大学教授になりたい!と思っている方や、大学教授になりたいけど自分に合ってる?と考えている方はぜひ読んでみて、自分に当てはまるか考えてみてください。