大学教授のように日々誰かに専門的なことを教える立場の人間は、ただ教えていけばいいというものではありません。
自分が得意としている専門の分野であっても、その情報は日々変わっていくので、知識をアップデートしていかなければいけません。
人はいくら好きな事でも毎日同じことをしていれば飽きてくるものです。
そのうち努力を忘れてしまい、安穏にあぐらをかいてしまうのが人なのです。
でも日々の努力を怠らない人は、努力の先に何があるのかを知っているから努力できるのでしょう。
常にスキルアップを目指している
スキルアップはしてもしなくても、特に人生に影響はありません。
でもスキルアップした方が絶対的に人生が楽しくなりますし、生きやすくなります。
また職業によってはどんどんスキルアップを求められることがあり、それに応じないと昇進から離されてしまう会社もあります。
スキルアップは誰のためのものではなく、自分のためだと思える人は努力を怠らず頑張っていけます。
大学教授はきっと、自分のため、学生の為、ひいては世の中のためになることを考えながら頑張っているのでしょう。
9.語学力がある
大学教授は研究したことを論文という形に表します。
しかも英語です。
その英語は日常会話などではなく、もちろん学術的な文で作成させないといけません。
タイトル、著者、抄録、結果、考察などなど。
英語で論文を書くなら、「言い回し」なども知っていなければいけません。
英語の論文は英語に精通した人なら問題なく書けるのでしょうが、「まぁまぁ話せる」くらいでは難しいです。
また、論文は英語だけではありません。
ドイツ語、フランス語、中国語、研究している分野で様々な言語を使うことになります。
大学でドイツ語やフランス語などを学ぶ機会があります。
その時「ドイツ語なんて使わないのに」と思いながら勉強していたことでしょう。
これは、自分の専攻している分野をより深く学び、自分だけでなく他の人や世界に発信できるために語学を学ぶためなのです。
語学は出来れば出来るほど自分の世界を広げることができるのです。
10.素直である
素直な心という言葉はよく聞く言葉です。
考えや心が真っすぐな事を言います。
この心がないと何かを学ぶとき頭の中にスッと入っていくのは難しいかもしれません。
物事をありのままに受け止め、その中身を研究していくには素直な心が一番必要なのです。
「素直な大学教授」だなんて、あまりイメージしにくいですが、何事も素直な心が必要だということなのです。
11.何事にも熱意をもって取り組める
どんなに好奇心旺盛な人でも、全てのことにおいて熱意や情熱をもって取り組むのは難しいものです。
熱意とは、何かに熱い思いできる心のことを言います。
普通の人は熱意が段々と消えていくので、何事にも熱意をもってずっと取り組むのが難しい場合があります。
ただ、ここで「何事」を「興味のあるもの全て」と言い換えると分かりやすいかもしれません。
興味のある物に熱中するのはとても楽しいですし、心が満たされていきます。
大学教授は1つの事を興味の熱量を変えることなく研究していかなければなりません。
そこで大事なのはやはり熱意です。
自分の好きなことや、研究にどれだけ熱意をもって続けられるかなのです。
普段から熱意をもって取り組んでいることがある、自分は情熱的な人間だと思える人は大学教授は向いているかもしれません。