“これがあれば助かる”という物を開発していることがあります。
そこで必要なのが、相手の苦しみや思いを汲んであげる心です。
相手の心が分かってあげられる人、力になってあげられる人こそが頭の良い人だと言えるでしょう。
大学教授は研究を進めていく上で人の心が分かる人の方が研究での成果が出やすいですし、世間的にも認められてくるのです。
どんなに素晴らしい研究でも、あっと驚くような論文でも、人の役に立たなければ何の価値もないのでしょう。
5.人に寄り添える
人の心に寄り添える人の特徴として挙げられるのは、苦労をした人、何度も失敗をしてきた人、悲しい思いをしてきた人などです。
一言で言うなら「共感」とも言えるでしょう。
共感がなければ人の心に寄り添うことは出来ません。
人は、自分に共感してくれる人に心を開いていく傾向にあります。
そして信じていきます。
大学教授も学生とのコミュニケーションの中で、学生の心に寄り添える人間でいなければなりません。
そうすることにより学生も教授についていきますし、勉学にも励めるのです。
6.忍耐力がある
先ほどもお伝えしましたが、大学教授になるまでにはかなりの年数が掛かります。
それまでも忍耐が必要ですが、大学教授になってからも必要です。
思うように研究が進まない、膨大に書くことがある論文など。
忍耐力が必要な事ばかりです。
しかし忍耐と言っても、彼らは自分の情熱を注いでいるので苦労もいとわない人たちなので、耐えることは当たり前なのです。
そして彼らは忍耐の先にある成功を知っているので忍耐強くいられるのです。
忍耐力は昨日今日で培われるものではありません。
もし忍耐力が欲しいのなら、今から我慢する練習をしていくといいでしょう。
思うような結果が得られなくても耐えられる
本田技研工業の元社長、本田宗一郎は「成功は99パーセントの失敗に支えられた1パーセントだ。」と名言を残しました。
それくらいに新しい物を作ったり、誰もやったことが無いことを開発するのは失敗の連続なのです。
どんなに努力を重ねても報われない時があるのです。
それは大学教授も同じです。
彼らも何度も何度も研究を重ねますが、上手く行かないことがあります。
しかしそこでいちいち落ち込んでいるわけにもいきません。
上手く行かなければ何故失敗したかを色々な角度から見ていく必要があります。
大学教授に限らずサラリーマンも、子育て中のお母さんも忍耐力が必要ですが、もし自分には忍耐力があるという人には教授は向いているかもしれませんね。
7.1つのことを極められる
大学教授は自分の1つの研究のために何年も時間を使います。
また、1つの研究のために、関係のあることをいくつも調べ上げていくのです。
彼らは1つのことだけを研究しているようで、たくさんのことを同時に進めていきます。
それが1つを突き詰めていくことであり、極めていくことなのです。
途中で飽きてしまうことや、嫌になることもあるでしょう。
しかし一つのことに自分の力を注ぐことが出来る愛情や情熱を彼らは持っていますから、最後まで極めていくことが出来るのです。
しかも彼らは1つの答えを出してもさらに上を目指すので、ゴールはないと言ってもいいでしょう。
8.日々努力を怠らない
どの仕事にも日々の努力は必要ですが、大学教授は他の誰よりも努力が必要な職業かもしれません。