大学教授になろうなんて考えたこともないよ⁉という方も、自分が当てはまれば考えが変わるかもしれせんよ。
1.人に教えることが好き
人に教えるのが好きな人が、教えることが上手だとは限りません。
人によってはただ思いついたことをべらべらと伝える人もいます。
でも伝えることが上手な人は相手のことを考えて教えてくれます。
詳しくない人にはかみ砕いて、レベルに合わせて話すことができるのです。
どうして教えることが上手なのか。
それは、教える相手の人間性や理解できるレベルを見切ることが出来るからです。
少しずつ教えていき、途中で止めて相手が理解しているかどうかを確かめてくれます。
分からないことがあれば、もう一度教えてくれます。
教える側というのはそれが仕事であれば、相手が何処まで理解しいてどこから理解していないかを分かってあげなければいけません。
それが教える側の義務といってもいいでしょう。
また教えることが上手な人は、理解できていない人の自尊心を傷つけたりはしません。
相手が卑屈にならないように教えてくれます。
そして、「わかる」という喜びを与える人でもあります。
2.伝える力を持っている
人は生きていく上で、誰かに何かを伝える力が必要となってきます。
赤ちゃんは泣きながらミルクが欲しい、抱っこしてほしい、眠たいなどを伝えてきます。
そして成長していくにつれ、言葉で伝えなければいけないことが増えてきます。
自分の感情やしたい事などたくさんです。
伝える力とは、言い換えれば「表現力」とも言います。
表現力と言うとバレエや絵画などの美術系のことを思い浮かべるかもしれませんが、そんなことはありません。
日常の生活の中でもとても大事な力です。
表現の仕方がユニークで語彙力が豊かでも相手に伝わっていなければ意味がありませんし、正確であっても淡々と話すだけでは相手を惹きつけることはできません。
伝える力というのは、伝えると同時に相手の「知りたい」という気持ちを引き出せるかどうかにもあります。
大学教授となればなおのこと、伝える力がなければ学生たちも着いてこられません。
恰好つけることなく分かりやすく、そして相手の気持ちを引き出せるような人が大学教授に向いているでしょう。
3.コミュニケーション能力の大切さを理解している
数年前から「コミュ力」という言葉が使われてきました。
コミュ力が低いなどと言われるようになり、コミュ力が低い人は社会的に生きづらい世の中にもなってきました。
最近ではこのコミュ力を上げるためにセミナーなどもありますし、会社でも社員への教育の一環として扱われるようになっています。
そして大学でも教授たちに学生とのコミュニケーションを積極的に取るようにと促しています。
大学教授は一方的に教えているようですが、実際はコミュニケーションを重きに置いているのです。
なぜなら自分の仕事を進めていく上でも、学生に教えていくのにコミュニケーションが不可欠だからです。
大学では研究が必要でその準備を学生に頼んだり、研究グループの中でもスムーズに事が進むようにするにはリーダーである教授がみんなを指揮しなければいけません。
そこで必要なのがやっぱりコミュニケーションなのです。
4.相手の立場になって考えられる
相手の立場になって考えらえる人は、優しい人が多いです。
大学で学べる勉強には色んな分野があり、その多くは「人の為」に研究がなされています。
例えば介護の現場で使う器具や、人々の暮らしに必要な電気など。