男性であれば、重いものをもってあげたり、車道側を歩いてあげるのが気遣いですね。
女性らしい気遣いは、手がぬれた時にハンカチを渡してあげたり、男性をたてて一歩引いた態度をとったりがあるでしょう。
さりげなく、細やかな気遣いは恋人だけではなく社会や家庭でも役に立ちます。
どういった気遣いが嬉しいか考えて、実践してみましょう。
優しさ
優しさは、人間として生きていくうえで、絶対に大切なものです。
優しさがあふれる関係こそ、長く付き合える条件と言えるでしょう。
しかし、何を優しさと言うのかは、人によって違うもの。
たとえば、彼や彼女のワガママを何でもかなえてあげるのは、優しいとは言えないでしょう。
ときには叱ったり、怒ったりするのも一つの優しさです。
また、誰にでも優しいのは美徳ですが、あまりに過ぎると八方美人に見えてしまいます。
たまには、恋人にだけ見せる優しさというものも取っておきましょう。
やはり特別扱いは嬉しいものですよ。
褒め言葉
慣れてくるとおろそかにしがちですが、相手を褒める言葉はとても大事です。
髪型やお化粧、服装など、デートのたびに褒めてあげましょう。
大げさな言葉じゃなくてもOK。
「今日の髪型いいね」「その服の色好きー」など、ちょっとした言葉が相手をうきうきさせます。
また、見た目だけではなく、行動に対しても褒めましょう。
「いつも美味しいお店を見つけてくれてすごいね」など、相手の尊敬すべきところはどんどん声に出して褒めてあげれば、
相手への愛情が冷めずに保たれますよ。
素直な気持ち
自分の気持ちを隠さずに、素直に相手に伝えることもときには大切です。
とくに「ありがとう」や「ごめんなさい」は、どんどん言っていきましょう。
言われて嫌な人はいませんし、ちょっとした親切をまた相手にしてあげたいと想うようになります。
小さな怒りもためずに伝えてみましょう。
我慢して時を過ごすと、いざケンカになったときこじれてしまうもの。
自分がイヤだと思ったことや、無理と思ったことは、できるだけ隠さず正直に伝えてみてはいかがでしょうか。
それで言い合いになってしまうことはあるでしょうが、一緒に歩み寄り、解決できる道を探してみましょう。
小さなほころびを二人で協力して繕っていくことが、長い付き合いの基本です。
まったくすれ違わない、ケンカをしない、嘘をつかない恋人同士というのは理想ですが、現実的ではありません。
自分の素直な気持ちを隠さずに伝える努力をすれば、ケンカも減り、側にいるだけで心地よい存在になれるでしょう。
包容力
男女どちらにもいえるのは、包容力のある人を求めていると言うことです。
男性は女性に母性を求めますし、女性は男性に男らしい懐の深さを求めます。
自分のわがままを包み込み、許し、愛情にあふれた言葉をかけてもらいたいのです。
しかし、大事なのは、求めてばかりでは駄目だと言うこと。
自分も相手を広い心で包み込んであげようと努力しなくてはいけません。
包容力を代表するのがハグです。
悲しいとき、嬉しいとき、相手をギュッと抱きしめることで、心も体も包み込むことが出来ます。