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社畜な人の特徴(続き2)

でも、ブラック企業などはその人の限界を超えてまで要求してきます。

無理なことも平気で要求し、”人”としての限界なんてお構いなし。

会社としてその人を使えるだけ使うわけです。

でも、そんな企業に対してもそれを「ブラックだ!」「人権侵害だ!」という声を出さずに、ただただ従うという超真面目な人が社畜になってしまうわけです。

責任感が強い

さらに、責任感が強い人も社畜になりやすい人でしょう。

頼まれたことを最後までやる、これは社会人として当たり前のことですが、自分の限界を超えていることに関しては、無理だということを上司や周りに伝える必要があります。

しかし、責任感の強い人は限界を超えていることも「自分が全部やらなくては!」という思いから、毎日深夜まで残業をつづけ、まったく休息も取れない状態で働き続けます。

会社や上司からのOKがでるまで、自分を犠牲にして働き続けなくては、と思うわけです。

自分に与えられた仕事がどんなに無理な要求だとしてもです。

一般の感覚を持っているひとであれば、それに対して疑問を持つことができますが、責任感が強く「とにかくやらなければ!」という思いが強い人は、おかしいなと思いつつも、自分の持つ時間や労力をつぎ込んでいくわけです。

変化を恐れる

(転職をしないから)

仕事内容とか、社畜ぶりを聞いていて、「そんなブラックな企業ならさっさと転職してしまえばいいのに!」と周りは思うことがあります。

でもある人たちは、一度「ここで働く」と決めたら、ほかのもっといい居場所があることに目を向けられないというタイプの人もいます。

また新しいところで仕事をする、そこで新たに自分の居場所を築いていく、ということを恐れるのです。

つまり変化を恐れるタイプです。

そうなると、どんなにブラックだと自分でもわかっていても、そこから抜け出す気持ちや勇気ができなくて、結局会社側にとって都合のいい「社畜」と化してしまうわけです。

それに、一度社畜になってしまっている人は、心もおられているので、新しい環境に身を置くことに対する勇気や気力をなくしている場合も多く、転職ができない、ということもあります。

人の目を気にする

(内部告発を恐れるから)

人と違っていることに対して恐怖を感じたり、人の目をいつも気にしているタイプも、会社としては使いやすいといえるでしょう。

つまり、会社の暗黙のルールに対して疑問や意見を差しはさめないタイプです。

そうなると、会社として「社畜」が当たり前という風潮に逆らえるはずもなく、どんなに厳しい環境に置かれていても、文句を言うことができません。

内部告発なんかされて、自分の居場所がなくなるくらいなら、死ぬほどでもそのままあたらいているほうがいいと判断するわけです。

周りの目を気にしているなら、周りと同一化するほかありません。

だから、周りの空気に逆らえないし、「おかしいな」と思ってもそれを口にすることができずに、結局、奴隷のように働くわけです。

褒められて伸びるタイプ

褒められると、「もっと頑張ろう!」って思う人も会社側の思惑通りの社畜になりやすい人でしょう。

どんなに無理をして、どんなに体も心もボロボロになるまで働いたとしても「よくやった」という上司や会社のひとことで、また頑張っちゃう、という人は会社から扱いやすい人でしょう。

会社は、「この人は褒めとけばなんでもやる」ということをすぐに察知しますから、表向きは「信頼しているよ」とか「君だから頼みたいんだ」という、喜ばせる一言でその気にさせ、裏では奴隷として会社のためにすべてを捧げさせているわけです。

もちろん、褒められると誰だってやる気が出るし、自分の努力が報われた、と感じて達成感を覚えます。

でもそこに付け込まれて、もっともっともっと会社のために働け!という会社の言いなりになってしまうなら、社畜と化してしまうでしょう。

見栄っ張り

(寝てない自慢など)

「今日も2時間しか睡眠がとれなかった」ということを、なんだか自分の勲章のように自慢してくる人もいますよね。

自分がどれだけ働いているのか、ということに誇りを持っているわけです。

そうゆう人も、社畜になりやすいです。

馬鹿みたいに働いている自分が、じつは「すごい」と思っていて、そこをみんなに評価してもらえるポイントだと思っているのです。