このように、苦手から遠ざかるということも1つの手です。
苦手から遠ざかることをしなくても、例えば何か約束事があって忘れてしまうのであれば、携帯電話のスケジュールでアラームが鳴るようなものを取り入れておくと失敗が減ります。
それを習慣づけるまでは少し大変かもしれませんが、何かあったらすぐにスケジュール帳に入れる習慣を身に付けることで、その漏れはだんだんと少なくなり、約束を守るのがそんなに難しくなくなります。
その時のコツとしては、予定がある当日にそれを入れておき、その当日に何が必要なのかということをピックアップして、1週間前にそれらの準備をするようにスケジュールを入れると当日慌てずに済みます。
11.常にリスクを考えて行動する
信頼を失うほどの過失を犯してしまうのは、あまり物事を考えずに行動してしまった一面があるのではないでしょうか。
ある意味思い切りがあるということで、美点にもなり得るところですが、信頼を失ってしまうようになると少々考えなくてはなりません。
そのため、常にリスクを考えて行動することを心がけましょう。
なにか行動をするときに、どのようなリスクがあるのかということをしっかりと考えるのです。
インターネットで検索すると、同じような経験をした人のことが載っているかもしれません。
もし起業したいと思ったとしたら、起業したことによってどのような損害を被ったかというような経験談を探してみると参考になるのではないでしょうか。
12.自分を理解して改善点を見つける
そして、自分を理解して改善点を見つけることも大切です。
先ほども触れたように約束事を忘れてしまうのであれば、スケジュール帳をつけることで解決することができます。
ただ中には、手帳型のスケジュール帳が向いていない人もいます。
例えばスケジュール帳そのものをなくしてしまうとか、ついつい見るのを忘れてしまうと言うことです。
そのような時は、スマホのスケジュール帳がお勧めです。
スマホのスケジュール帳なら、まずスケジュール帳なくしてしまった時は自分の電話番号にかけることで着信音が鳴ります。
したがってスケジュール帳をなくすという問題を解決します。
そして、見るのを忘れてしまう場合であっても、アラームでお知らせをしてくれるように設定をすれば、音で知らせてくれるので見忘れると言うことを防ぐことができます。
今後どう改善していくか明確にして信頼を失った相手に伝える
そして謝罪するのと同時に、今後どのように改善していくかを明確に相手に伝えていくということも大切です。
仕事でこれからも付き合いがあるのであれば、やはり信頼回復はどうしても必要です。
したがって、どのように改善していくかもしっかりと伝えておくことで相手の方からの信頼改善の第一歩となる1面があります。
13.達成できないことは言わない
ついついその場を収めたくて、達成できないことを言ってしまうこともあるでしょう。
よくあるケースとしては、商社等において在庫の確認で、どれぐらいの目途で出荷ができるかもはっきりしないにもかかわらず、来週出荷しますと言ってしまったとしたら、もし出荷できなかったらさらに信頼を失うことになります。
例えばマスク不足が問題になったことがありますが、ドラッグストアの方がすぐに入荷しますと言ってしまって、入荷していなかったらさらに信頼を落とす形になってしまう可能性があります。
したがって、ついその場を収めたいと思ってしまっても達成できないことは言わないようにしましょう。
14.嘘をつかない
また嘘をつかないことも非常に重要です。
怒っている人に対して、嘘をついてなだめたいと思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、それが嘘だと分かれば信頼回復は難しくなってしまいます。
さらには「あいつは嘘つきだ」ということを言われてしまう可能性もあり、人として疑われてしまうこともあるので、嘘はつかないようにしましょう。
15.分からないことは聞く
分からないと言うと、怒りに火を注ぐ一面があることからなかなか聞きにくいと言うところもあるでしょう。
しかし、実は分かっていなかったと後で分かることでさらにトラブルになってしまうことがあります。
したがって分からない事は聞くということが重要です。
その時もできるだけ「大変申し訳ないのですが…」と切り出していくようにしましょう。
このように下手に出てもさらに怒られることがあるかもしれません。