誤解を受けたままこちらが一方的に責められるのも非常に辛いものです。
身近にあった例ですが、とある会で役員の仕事で、すでにやっていたことが認められてもうこれからは役員の仕事は免除と言う形で決まっていた方がいました。
しかし、引き継ぎがうまくいっていなかったらしく、年が明けてから役員の候補に挙げられてしまったところで、お子さんがあまりそのような会に参加していなかったことから脱会をすることにしたそうです。
しかし脱会のことを言うタイミングと、引き継ぎがうまくいってなくて役員候補にあがっているタイミングが一致してしまったがために、役員をやりたくなくて逃げてしまったかのように思われていた人もいました。
23.相手の立場に立って考えてみる
全く同じ人ではないので、本当に同じような気持ちになれるかというとそうでもないかもしれません。
しかし、なるべく相手の気持ちに立ってみることによって、こうしたら相手が喜ぶのではないかと考えられるところがあります。
しかし、先ほども触れたように気持ちは本当に全く同じ人でない限りは理解は完全には難しいところでしょう。
このように言うと、人の気持ちが分からず人間としてひどい人と思われるところがあります。
しかし、我々は皆そのような一面を持ち合わせています。
例えば大きな災害を経験された人の気持ちを、全くそのような災害に遭ったことがない人が正確に気持ちに寄り添う事は難しいです。
このようにやはり人によって気持ちにはズレがあります。
しかし、分からないなりに相手に寄り添うことも非常に大切になってくるでしょう。
24.あきらめない気持ちを大切にする
やはりすぐに引き下がるようでは、そこまで反省の気持ちがなかったのではないかと思われてしまうこともあります。
だからこそ、必ず信頼回復しようと頑張る気持ちと、その行動は非常に大切です。
しかし、謝罪を受け入れてもらうなど、相手のアクションを求めすぎないようにしましょう。
もしどうしても謝罪を受け入れたくないとか、会いたくないと言われたとしましょう。
ここであきらめない気持ちを発揮して無理に会おうとするのは逆効果です。
あきらめない気持ちを発揮するのは、謝罪を受ける入れてもらうと言うことではなく、信頼回復のための行動というような意味であきらめないことが大切です。
25.自分と相手を客観的に見てみる
自分と相手を客観的に見てみることも1つの手です。
この客観的というのが非常に難しいところがありますね。
身近な方がいれば、そのような方に相談してみるのも手でしょう。
例えばこちらが一方的に叱られてしまって「自分が信頼を失うようなことをしたから悪い」と思っていたけれど、冷静に見てみたらただ相手がモラハラ傾向にあるだけだったと言うような話はよく見られます。
よくご主人がそのようなモラハラ体質で、奥さんがそれに耐えているような状態が非常に多いです。
そのような場合は奥さんは自分が悪いと責めてしまうところがありますが、決してそのような事はなく、後出しジャンケン的に無理難題を押し付けているというような話もよくあります。
もちろんモラハラは、男女の立場が逆転していることもあり女性が加害者であるケースもあります。
故に男性の方で奥様や彼女から執拗に責められている場合は信頼回復よりは、本当に彼女がいうことが正当かどうかを客観的に分析しましょう。
したがって、このように信頼を取り戻す努力をしろと言っている側が実は問題を抱えていることもあるので、客観的に見てみるのも大切です。
1度失った信頼は我慢強く取り戻そう!
仕事上のことであったり、自分に過失があって信頼を失った場合は、我慢強く取り戻すということが大切です。
コツコツと信頼回復を積み重ねることが大切ですので、根気よく我慢強くするのが大切です。
その一方で、モラハラなど逆に後出しジャンケン的に難癖をつけられている可能性もありますので、客観性を持って物事を見ることも大切です。