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反抗的な態度を取る部下・後輩への2...(続き3)

自分の考えややり方を押し付けないようにすることで、職場全体の“歯車”がスムーズに回り出します。

5.相手に全て任せてやり方を見てみる

反抗的な態度をとる部下や後輩との話し合いの機会を持っても、解決の糸口が見つからないことは多々あります。

価値観や考え方が異なる者同士が話し合っても、お互いの間の“溝が埋まる”ことは稀と言えます。

お互いの間の溝が埋まらないときは、相手に全て任せてやり方を見てみましょう。

全てを任せられた相手にとっては、「自分の存在を認めてくれた」と受け止め、前向きな意欲が湧いてきます。

部下や後輩にとって、自分の可能性を発揮できるチャンスを与えてくれたことで、持っている能力を最大限に発揮するようになります。

自分の持っている能力をフルに発揮できたことで、心が満足感に満たされていき、不満が消えていきます。

相手に全てを任せて、やり方を見てみることで、部下や後輩が抱いていた不満が解消され、反抗的な言動をする振る舞いが影を潜めるようになります。

6.相手の立場に立って考えてみる

相手の立場に立って考えてみることで、日常のあなた自身の言動を振り返るキッカケになります。

あなたが毎日、職場で繰り返す言動は、職場の人に不快感を与えていることが少なくありません。

自分自身の言動を振り返る機会を持つことは、気づきにつながっていきます。

相手の立場に立って考えてみることで、自分に“足りないもの”は何かに気付かされます。

あなたの反省する態度を目の当たりにした部下や後輩は、あなたに向かって抱いていた反抗的な態度を和らげるようになります。

7.変化に気づいてあげる

部下や後輩にとって、上司や先輩に向かって、日常の不満を言うことは難しいものです。

上司や先輩に向かって、ハッキリと言えずに反抗的な態度で、不満を表現することがあります。

あなたは、部下や後輩の気持ちの変化に気づいてあげる気配りを持つことが必要です。

あなたの心掛けが、部下や後輩の心に届くことで、素直に考えを言うことが出来るようになります。

8.努力を認める

部下や後輩が反抗的な態度をとる理由の1つに、自分たちの存在を認めてもらえないことの欲求不満が募っていることが挙げられます。

本人たちは、職場で一生懸命仕事に取り組んでいるにも拘らず、上司や先輩が無関心な振る舞いを繰り返していると、「自分たちの努力が認められない」という気持ちから、反抗的な態度を見せることがあります。

自分たちの存在に気付いて欲しいための手段として、上司や先輩に向かって反抗的な言動をするのです。

部下や後輩が反抗的な態度を見せた時には、感情的になり安易に問い詰めることは止めましょう。

反抗的な態度を責めることはせずに、本心を聞くために謙虚な姿勢を心掛けましょう。

部下や後輩の努力を認めてあげて、率直な気持ちを語れるような雰囲気づくりをしましょう。

上司・先輩の立場にある、あなたは部下や後輩の語るコトバに真摯に耳を傾けるべきです。

あなたの真摯な態度を目の当たりにした部下や後輩は、自分たちの“オトナ気ない態度”に気付かされます。

こうした気づきにより、反抗的な態度をとることが無くなります。

承認欲求を満たす

職場の中で、日々一生懸命に仕事に取り組んでいると、人は「自分の努力を認めて欲しい」という承認欲求を抱くものです。

上司や先輩から、日々の努力が認められることで、モチベーションが上がります。

しかし一方、日々の努力が認められない部下や後輩は、上司や先輩に向かって承認欲求が高まり、反抗的な態度で不満を発散させようとすることがあります。

上司・先輩の立場にある、あなたは部下や後輩の反抗的な態度に直面した時は、“承認欲求の表われ”として受け止めなければなりません。

あなたは、承認欲求を満たしてあげるために、部下や後輩に心を向けて、率直な気持ちを聞いてあげましょう。

あなたが、“聞く耳”を持つことで、部下や後輩の反抗的な態度は解消されていきます。

9.定期的に褒めるようにする

世の中には様々な業種があります。

業種が違っていても、それぞれの職場に共通することは、働く人同士のコミュニケーションがスムーズにとられていることで、働き易い職場へと発展していくことです。