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反抗的な態度を取る部下・後輩への2...(続き6)

それは、職場で働く人の気持ちに不満が生じていないことです。

働く人に不満が生じない職場では、部下や後輩が反抗的な態度をとることはありません。

快い環境で仕事に取り組める職場には、活気が溢れています。

働く人の不満が無く、活気のある職場を目指すためには、仕事や活動をする上でのメリットを伝えることが肝心です。

仕事や活動をする上でのメリットを相手に理解してもらうことで、働く人の不満が起きない職場になります。

21.やるべきことを分かりやすく教えてあげる

仕事の経験の浅い部下や後輩は、「早く仕事を覚えたい」という前向きな意欲を持っているものです。

仕事を早く覚えたいのに覚える機会が少ないと、「物足りない」という不満が募ります。

また、仕事に就いても思うように覚えられない部下や後輩は、自分自身の理解力不足のために、意欲を失くすことがあります。

日々の仕事に取り組む中で、部下や後輩は仕事の面で不安になったり、不満が溜まったりします。

仕事の達成感を味わうことが出来ないため、自信を失っていくこともあります。

失った自信を回復させるためには、上司・先輩の立場にある、あなたは部下や後輩のやるべきことを分かりやすく教えてあげる気配りが必要です。

分かり易く教えてあげることで、部下や後輩は仕事への理解が深まります。

仕事への理解が深まることで自信を取り戻し、仕事への意欲を回復させていきます。

22.困っていたら自分から声をかけて助けてあげる

職場の人間関係が良い雰囲気になっていないと、仕事への理解が浅い部下や後輩は、周りの上司や先輩に向かって、仕事のことを“教えてもらう”ことが出来ません。

教えてもらいたいことがあっても、遠慮する気持ちになり、聞くことが出来ずに困ってしまいます。

上司や先輩の立場にある人は日々の仕事の中で、困っている部下や後輩が居ないか気配りすることが必要です。

困っている部下や後輩が居たら、自分から声をかけて助けてあげる心遣いをしましょう。

自分から声をかけて助けてあげる気配りを続けることで、職場の人間関係が良い雰囲気になり、気軽に声を掛けることが出来るようになります。

23.感情を表に出さないようにする

職場の人間関係は様々な価値観や仕事観を持つ人で成り立っています。

お互いに考え方が違っていても、相手を尊重する気配りをすることで、無理のない人間関係が築かれていきます。

部下や後輩の考えが、あなた自身の考えと違っていても冷静に受け止めましょう。

冷静に受け止めて、感情を表に出さないようにすることで、相手との人間関係を保つことができます。

日々の仕事に取り組む中で、感情を表に出さないようにする冷静さを心掛けることで、部下や後輩との人間関係が築かれていきます。

24.相手の考えを否定しない

それぞれの職場は、色々な世代の人で構成されています。

世代が異なれば、考え方や人生観、価値観も違ってきます。

色々な考えの人が集まっているお蔭で、仕事が成り立っているのです。

ですから、自分の考えと相手の考えが違っていても、相手の考えを否定しないようにする心の広さを持つことが大切です。

部下や後輩の考えが自分の考えと違っていても、相手の考えを否定しないようにする気持ちの余裕を持ちましょう。

25.相手を尊重する

世の中の様々な人間関係は、相手を尊重する心配りがあってこそ成り立つものです。

仕事上の職位や力を誇示することなく、謙虚な振る舞いで、相手の考えを尊重する姿勢を心掛けることで、お互いの間に信頼関係が育まれてきます。

上司・先輩の立場にある人の中には、自分の立場を誇示しながら考えを押し通そうとする人もいます。

相手の考えを無視して、自分の考えを押し通す振る舞いは、周りからの信頼を失う結果を招きます。

職場の中で繰り広げられる人間関係が、相手を尊重する姿勢に裏打ちされているなら、信頼関係が醸成されていきます。

職場の中で部下や後輩が反抗的な態度をとる事態に陥っているなら、上司・先輩の立場にある人は、信頼関係を取り戻すことを第一に考えましょう。

部下や後輩が反抗的な態度をとる職場は、「相手を尊重する」ことを失っていることを物語っています。