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持て余すとは?自分を持て余している...(続き4)

人がさして気にしないことを妙に気にしてしまう。

自分はおかしいのではないか?学校や職場などで、周囲の人が楽しそうにしているのを見て、何があんなに楽しいのだろうか、自分にとってはぜんぜんおもしろくないことなのに、他の人は笑っている、自分は人とどうしても相容れない、ここにいることに違和感を感じるという人は、その違和感を感じる自分自身を持て余してしまうことでしょう。

幸せそうな人のSNSを見て、嫉妬心を抑えることができずつらいという人もいます。

自分に対してイライラする

人と違う自分、周囲と馴染めない自分に罪悪感を感じてそんな自分にイライラしていませんか?

人嫌いの人の多くは、人を嫌っている自分が嫌いなのです。

嫌いな人がいていいんですよ!嫌いな人を上手に避ける工夫をすることは決して悪いことはありません。

他には、人ができることを自分は上手くできないということに対して、自分に腹立たしさを感じて持て余す人もいます。

自分を持て余す状況を改善するには

それでは自分を持て余す状況を改善するにはどうしたらよいのでしょうか?

思考や行動にはクセがあります。

自分では気づいていませんが、同じようなことを繰り返しているはずですから、改善できます。

具体的にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

自分の心と会話をしてみる

ストレスがあると、友人に愚痴を言いながら、美味しいものを食べたりお酒を飲んだりすると発散できますよね。

別のことをして気を紛らわせるのは時には有効です。

それで気持ちがスッキリするなら問題はないのですが、根本の解決とはなりません。

不満を抑圧することになりながら毎日過ごしている人も多いのではないでしょうか?

自分のことを後回しにして、心の中に溜まったものが次第におおきくなるだけかもしれません。

自分は精一杯頑張ってるのに、理解してもらえない。

歯車がかみ合わない。

どうしてうまくいかないんだろう?

自分を犠牲にして周囲のためにを頑張っても、燃え尽き症候群になるだけです。

最初はなんとか上手くいっているように見えてもいつかは心が破綻しかねません。

自分を持て余す状態が長く続くと危険ですよ。

自分の気持ちを書き出してみる

自分の心と対話する有効な方法は、自分の気持ちを書き出してみることです。

ストレスは、自分の本来の姿より良く見せようという気持ちや、自分の感情を抑圧することで起こります。

少しの抑圧であれば、何かのきっかけに自然にマイナスエネルギーは出て行ってくれる可能性もありますが、恐ろしいのは蓄積していくことです。

抑圧したものが蓄積されることを防ぐために、自分の感じたことを誰の目を気にすることなく素直に書き出して吐き出しましょう。

自分の今、感じている事、今日思ったことをひたすら書き出してみるのです。

行き詰ったときだけではなく、できれば毎日、仕事が終わったあとや寝る前に書き出します。

できれば紙とペンでの手書きが好ましいですが、どうしても入力したいという方はPC入力でもかまいません。

どうして書くほうが望ましいかというと、入力だとじっくり自分の気持ちと向き合っている時間より入力が早すぎるからです。

最初は短い時間でもやってみてください。

時には恨み節になるかもしれません、マイナスな言葉しか出てこないことが多いでしょう。

ぜんぜんきにすることはありません。

溜まったものを吐き出す効果と、自分の本当の気持ちを客観的に見つめることに役立ちます。

友達に気持ちをぶちまけたり、愚痴を発散したほうが良いと思うかもしれませんが、人が相手だとどうしても本当のことを言いにくいものです。

自分を持て余しているときは自分の気持ちを書き出すことで、持て余している内容や理由が見えてくるものです。