自分の長所や短所を見つける
自分の長所や短所を知る上で大事なのは”客観性”ですね。
自分の長所や強みは他の人よりも優れているところだと思われているかもしれませんが、それはあくまでも結果です。
自分の長所や強みとは、努力しないでもできてしまうこと、自分ではできている、やっているいう意識なくてもやってしまっていることです。
結果としてそういう部分は人よりも優れていることが多くはなるでしょう。
客観的に見る(観る)ことが必要なら、自分ひとりじゃ長所見つけられない!と思うかもしれませんが、確かに最初は気がつかないことも多いですね。
そこで、.過去の経験から、人から褒められたことや驚かれたことを思い出してみましょう。
自分ではできて当たり前だと思っているので人から褒められたり驚かれたりすると、こちらのほうが驚いてしまった、という経験はないでしょうか?
短所に関してはその逆を見てみます。
人はなんなくできているのに自分にとってはとても難しいこと。
とてもうらやましく思って真似をしてみようと思うけれどどうしてもできないことなどです。
そこでぜひやってほしいこと、やってはいけないことは自分にとってはどうしても難しいことを必死で改善するのではなく自分の優れたことを意識して伸ばそうとすることです。
そのうえで、どうしてもそのままにしていては不利だなと思うことはもちろん改善するように努力してみましょう。
たとえば、時間にルーズなところがあるなら、学校や仕事で他人に迷惑をかけたりその結果自分の評価が下がらないように、登校や待ち合わせ、出勤時間だけはぜったい遅れないように時間管理の努力をするなどは必要かもしれませんね。
自分の長所や短所を見つけることがどうして自分を持て余すこととかんけいがあるのかというと、良いことであれ悪いことであれ自分自身を知っていると、良いところは生かそうと自信が持てますし、劣っていると思えるところへの劣等感からの開放も自分を知ることから始まるからです。
持て余してしまうのは結局自分自身をよく知らないからというわけです。
自分らしさを表現してみる
自分らしさというものを大切です。
自分らしさとはあなたならではのものです。
他の誰とも違う「自分らしさ」があるからこそ他との差別化が生まれます。
自分らしさはだれかとともに生きているなかで信頼したりされたりということの源でもあります。
その人が体験したらからこそ生まれる想いや情熱、価値観からにじみ出る人柄のようなものが伝わることになります。
これがあるからこそ人としての魅力を他人が感じ、そこから共通のものがあれば共感へとつながるでしょう。
これは自分らしさを表現した結果生まれる社会性のようなものですが、そうではなく自分自身にも本当の自分を表現できているというごまかしのない安心感のようなものが心の底から湧き上がってくることにもつながります。
自分の奥にある自分だけが感じているもの、それは人より劣っているとか優れているという比較から生まれるものではないのです。
言語の状態ではないかもしれません。
自分が本当に好きなものや好きな色、空気観などかもしれません。
どんなものでも表現しているという安心感が心の安定につながります。
周囲の人にアドバイスを求める
自分を持て余してしまってどうしようもないと感じたら、周囲の人にアドバイスを求めることも考えてみましょう。
もしかしたら同じような想いを経験したことがあるかもしれません。
今現在同じようなモヤモヤを抱えている人がいるかもしれません。
この人なら信頼できるな、と思える人が周りにいたら恥ずかしがらずにアドバイスを求めるのも一つの手ですね。
お茶やランチタイムに、「自分を持て余しているんだよね~」と、軽くはなしてみることです。
具体的な大きな人生相談ではないので、「それはどういうこと~?」などと話しているうちにピンとくるアドバイスが誰かの口からポロっと出てくるかもしれません。
仕事や人生の目標を見つける
自分を持て余してしまうという状態なら、仕事や人生の目標が明確ではないのではないでしょうか?
仕事でもいいし、もっと大きな到達点、たとえば50歳になったときにはどういう生活をしていたいとか、将来はどこに住みたいなどでもいいですね。
何かひとつでも目標を作ってみることをお勧めします。
自分を持て余すということはエネルギーの行き場がないということです。