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コラムニストになるには?向いている...(続き4)

今は何が大切で何をすべきか、これとあれとではどちらを優先すべきかということがわからなければコラムニストには向いていないということです。

書く文章の内容に関してもそうですし、自身の行動においても優先順位をつけられるかどうかが必要です。

計画性がある人のもう一つの重要な特徴はリスクマネジメントができるということです。

最悪の状態とはどうなることか、もしそうなったらどうすればよいのかということまでに考えが及ぶかどうかです。

文章はただの文字の集まりではありません。

文章を読んでもらうことでどんな影響を社会や人に与えるのかということにも考えが及び、その結果も受け止めなければいけません。

あらゆる可能性を想定できるためには計画性が必要になります。

在宅で仕事をする場合は仕事のスケジュールは自分で考え、作らなければいけません。

作るだけでなく、実行できることも必要です。

11.地味な作業が苦ではない

コラムニストは地道な努力を続ける仕事です。

地道な作業の積み重ねがひつようになりますので地味な作業が苦にならないということも必要な要素になります。

分からないことがあれば自分で調べないといけません。

調べれば調べるほど、もっと詳しく調べなければいけないことが出てくることがあるのです。

途中で、「まっ、いいか」と投げ出して適当なところで妥協することはコラムニストにはできません。

妥協すれば読み手にも、なんとなく伝わるものです。

一人で「書く」という作業は孤独なものです。

準備することをいとわない性格の人が向いています。

コラムニストの仕事は、一見華やかなように思われますが、一日中画面に向かって文字を入力し続けなければいけません。

じっとしていられない人や、集中力が続かない人には向いていません。

コツコツ地道な作業が苦になるのであればコラムニストには不向きと言えます。

12.精神的にタフ

自分が表現したものを受け入れてもらえないときもあります。

最初は特にそうでしょう。

意に反した題材のものを依頼されるかもしれません。

結果が出なくても自己管理を続けなければいけません。

フリーで仕事をするためには仕事の場を増やすための努力も続けなければいけません。

精神的タフさが求められるのがコラムニストです。

精神的タフさは表面だけでは分かりづらいところがあります。

一見強そうに見えて実は弱い人も多いものです。

周りからの批判も受け止められる

肉体的努力、タフさも必要ですが、周りからの批判を受け止められるかという精神的タフさがもっとも重要です。

コラムは客観的事実に主観を織り込んだものです。

こちらの主観をすべての人が賛同してくれることはありません。

反対勢力は常に存在するのです。

考えてみれば当然のことですね。

こちらも主観を交えて書くのですから、読み手も主観をぶつけてくるでしょう。

「つまらない」「おもしろくない」だけでなくこちらの人格を否定されることも覚悟しなくてはいけません。

失敗を糧と出来るかどうか、そこから何かを学ぼうとするかどうかが見せかけだけの強さと本当の強さの分かれ道です。

誰にでも欠点や弱点はあります。