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「筋違い」とはどういう意味?筋違い...(続き6)

そんな時、聞いていて「ん?」と疑問に思ったことは、質問してみましょう。

分らない部分の言葉を取り上げて「これはどういうことですか?「つまり〇〇ってことですか?」と堂々と聞くのです。

この、堂々と聞くという部分はとても大事です。

真正面から、疑問をぶつけると相手は怯むことが多いです。

何故なら相手は、こう言っておけば大丈夫だろうと高をくくっているからです。

その緩んでいる隙を突いて、強気に質問すれば相手も驚くことがあります。

もしくは、聞いている話の確認をするかのように聞き返すのもいいでしょう。

それはまるで、話を聞いて「あなたの話を理解したい、そしてあなたのお手伝いをしたい」と思わせるように聞き返すのです。

そうして全部話を聞いて、疑問点を質問をする。

そして最後の最後に、筋違いな話を断るなり、自分なりの意見を言うのも手です。

先ほど、「堂々と」と書きましたが、出来ることならニッコリ聞けば、相手も攻撃的な態度を取ってきませんし、断るにしても円滑に進む可能性が高くなります。

話の道筋をさりげなく戻す

相手の話を聞いていると、徐々に本来の道筋から外れていくことがよくあります。

世間話になったり、自分の身内のことを聞かれたり、特に年配に近づけば近づくほど話が分散することがあります。

そして最後には、筋違いなことを言われて話が終ってしまうことはよくあることです。

そんな時は、話を聞いているときに話の道筋をさりげなく戻りましょう。

「あーはいはい、そうですよね、で?話はなんでしたっけ?」と聞くのではなく、話題を少しずらしてから、本来の話に戻るようにしましょう。

第三者の意見を取り入れる

筋違いなことを言われたと思ったら、すぐに返事をしない方がいいです。

何かおかしいなと思ったら、誰かに相談しましょう。

家族や友人など、とりあえず話を聞いてもらってください。

時には話の内容が大きいときもあるでしょう。

例えば、隣の木の枝が自分の庭に、伸びて生えてきているのに、「お宅の庭にあるんだから、お宅が切ってください」と言われるかもしれません。

これって筋違いですよね?こんな時皆さんは、誰に相談しますか?

こんな時は、すぐにお隣さんと直接対決するのではなく、まずは第三者の意見を取り入れた方がいいでしょう。

例えば町内会長さんなどもいいですし、市役所などもいいです。

とにかく話を聞いてもらうのです。

そして第三者の冷静な意見を聞いて、それからお隣さんと話し合ってください。

落ち着いて客観的に物事を見る

普段は落ち着いていても、ちょっとしたことで心が乱れてしまい、物事を冷静に考えられなくなることもあるでしょう。

そんな時は落ち着いて、今自分の置かれている問題を客観的に見てみましょう。

そうは言っても、言われたことを思い返すとはらわたが煮えくりかえって、なかなか冷静になれないものです。

そんな時は、誰かに話すのもいいのですが、興奮して話がグチャグチャになる可能性もあります。

誰かに相談するにしても、しないにしても、まずはことの全貌をノートに書いてみましょう。

誰が、いつ、どこで、自分にどんな筋違いなことを言ってきたか。

そして自分は、どんな風に思ったか。

何が疑問なのかを書き出しましょう。

怒りの気持ちなど、今自分が抱えている感情を書き留めるのです。

そうるすと、いま自分が直面している問題の本筋が見えてきます。

とは言っても、元々は筋違いな話なのですから、これほど悲しい気持ちになることはないのです。