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「筋違い」とはどういう意味?筋違い...(続き7)

それでも中には、自分の気持ちを言葉にして伝えられない人が大勢います。

そんな人のために、ノートなどに書き留めて、客観的に物事を見て頭を整理するのはとても大事なことなのです。

話のズレをやんわりと指摘する

会話上手な人は、何か間違ったことを言われてもやんわりと、相手の感情を逆撫ですることなく、話のズレを指摘することができます。

言葉の形を変えて指摘できる人もいれば、言葉を変えずニッコリと笑顔で、指摘出来る人もいます。

ただ、ニッコリしていると相手はどんどん好き勝手なことを言ってくる可能性があるので、出来れば言葉で指摘するのが良いでしょう。

気の弱い人は、その「やんわり」さえも怖くて言えないと思っているはずです。

なので、話のズレを指摘しようとはせずに、ズレた話には、こちらもズレで返すといいです。

「あ、そういえば」とか「そうそう、〇〇っていえばさ」とズラすのです。

そうすれば相手の話の内容を少しはごまかせます。

相手の価値観や考え方に理解を示す

筋違いなことを言ってくる人は、意外と焦っていたりするものです。

何故なら、今自分に降りかかっている理不尽なことをどうにかしようと思っているために、誰かになすりつけようとしている場合があるからです。

もし、そんな風に相手に焦りが見えたら、まずは理解を示してあげましょう。

そうすることにより、相手は「この人は自分の味方をしてくれるのかも」と心を開いて話をしてきます。

ただ、理解を示すというだけで、言われたことをそのまま受け止め、イヤな役を受ける必要はありません。

ただ理解を示すだけでいいです。

相手は、「自分を理解しようとしてくれている」という気持ちが伝わるだけで、安心して筋違いな話を引っ込める場合が多いです。

もし、それでも話を引っ込めてこない場合は、「そうだったんですか、大変でしたね」や「それは知りませんでした。気づかなくてごめんなさい」などの言葉を最初に置き、「でも」の言葉を入れて、自分の気持ちを言うと分かってくれる場合が多いです。

より良い解決策を考え提案する

相手は筋違いなことを言ってくるし、主張を譲らない。

話が難航しそうなときは、その人にとっての良い解決策を提案してあげましょう。

正直言えば、そんなのとても面倒くさいことだと思います。

だって相手は理不尽なことを言ってきてるのですからね。

でもわけ分らないことを言ってくる人は、構ってちゃんが多いです。

なので、その人にとって嬉しいのは自分の為に何かをしてくれることなのです。

本来なら、適当に解決策を提案したいところですが、解決策を考えてあげてください。

考えているうちに相手は、「自分のことを考えてくれている」と感謝をしてくれるし、今まで鬱陶しいと思っていた存在だった人が、味方になってくれる存在に変わる可能性もあります。

見当違いなことを言ってくる人は、本当に面倒な人です。

でもちょっとだけ気持ちを向けてあげるだけで、相手の心も変わってくる場合もありますよ。

お互いが納得する妥協点を見つける

話し合いが平行線になり、相手が譲らない場合はお互いの妥協点を見つけるようにしましょう。

この案を聞いて、「は?こっち悪くないし!」と思っている人もたくさんいるでしょう。

しかし、早く話を終らせたいならこの方法も悪くないはずです。

話し合いをして、お互いどこまで妥協できるかを考えましょう。

でもこの話し合いの時点で、筋違いなことを言う人も、言われた人も、結構腹を割って話しているはずです。

ここで心を分かち合うのが大事。

妥協点がお互い出した後に、少し世間話でもできるのが理想です。

ややこしい話ではありますが、これを機に仲良くなれるきっかけにするといいでしょう。

お互い、納得できる妥協点を見つけられるといいのですが、そうならない場合もあります。