別れを言い出した自分に罪悪感を感じて、このようなことを言う人もいます。
少しでも自分が悪い人間でいるのが耐えられないのです。
これは情けとはちょっと違います。
優しい言葉は、話の本筋を変えてしまう可能性がありますので、混ぜないようにしましょう。
別れ話に大事なのは、別れたい意思とその理由です。
別れ話は相手の心を覗きながらしたのでは、先へは進めません。
別れ話はいわば、決定事項を相手に報告するようなものです。
そして相手は、残念ですがそれを大筋で認めてあげる必要があります。
そうしないと泥沼になってしまいます。
スマートに別れの場面を切り抜けたいなら、優しい言葉は言わないようにしましょう。
10.別れることで得られるものを考える
別れは何かを失うイメージがあります。
間違いではありませんが、得られるものだってあります。
そもそも別れはあなたが幸せになるためです。
相手の気持ちはさておき、別れたいと思っているのは少なからず、今の現状に不満があり不幸だと思っているからでしょう。
もしくは何かを得たいと思っているからだと思います。
別れることで得られるのは、未来にある可能性です。
もしかしたら、その人と別れてもまた似たような人と一緒になり、同じ思いをするかも知れませんが、別れることでたくさんの可能性を得られます。
何かを得ようとした時、何かを失ったり捨てることはどうしても必要なことなのです。
血も涙もない冷たい人間だから、捨てるというわけではないのです。
そうしなければ、荷物が両手いっぱいになり、何か大事なものを失うことになります。
しかし今時点で、この人と別れたい・この人との未来は考えられないと思ったのなら、正々堂々と別れを告げましょう。
11.お互いに言いたいことを全て言う
あまりおすすめできない方法ですが、別れの時に言いたいことを全て言うことも必要な時もあります。
付き合いが長いと積もり積もった不満もあるかもしれません。
お互い言いたいことを言って、次のステップの糧にするのも大事です。
ただ、気をつけてほしいのは、お互い言いたいことを言っても自分は「別れる」という意思は曲げないこと。
そうしないと、「言いたいこと」の中に、相手の「別れたくない理由」を織り込まれて言われてしまうからです。
そんなことを聞くと、また情が湧いてしまい別れの機会を逃してしまう可能性があります。
別れの基本スタイルとしては、相手の話はあまり聞かないことです。
そして自分も必要最低限の理由しか話さないようにしましょう。
冷たいかも知れませんが、スムーズに別れ話を終らせるために必要なのです。
直接会って別れ話をするのがおすすめ
最近は告白も別れもラインでする人が増えていますが、なるべく直接会って別れ話をするのをおすすめします。
出来れば昼間がいいでしょう。
夜になってしまうと、夜の不思議な雰囲気に飲まれてしまって何故か盛り上がってしまい、最悪な場合だと元のさやに戻ってしまう可能性もあります。
相手によっては、直接会わない方がいい場合もあります。
例えばすぐ感情的になる人や暴力的になる人の場合は、電話などで伝えましょう。
また、別れ話を切り出す人に落ち度がある場合は、直接会って言った方がいいです。
落ち度とは、浮気相手を好きになってしまった場合や金を相手に借りていた場合などです。