「こうなったのは自分の出来が悪いせい、どうしようもない」「こうなったのはアイツのせい」と決めてしまえば、原因や改善策を探さずに済むからです。
しかし満遍なくこなす人は、あまり後ろ向きになりません。
後ろ向きな考えが効率悪いと知っていて、後ろ向き思考は作業の手を止めてしまうからです。
6.信頼される
万遍なくこなす人は、周りからの評価が高いです。
その仕事ぶりは信頼に値します。
満遍なくこなすということは、大きなミスはしないという前提です。
その仕事ぶりは頼れますし、周りもこの人になら仕事を任せても大丈夫と安心できます。
ただ、すべての人ではないのですが満遍なくこなす人の特徴に、浅く広くサラっと仕事をしている場合があります。
本人は悪気はないのですが、深く丁寧にすると効率が悪いのでそうなるのです。
頼んだ人にしてみれば、普段から効率よくしてくれているし、周りから信頼されているので、丁寧にしてくれるだろうと思い込んでしまうのです。
つまりはイメージにすぎなかったという場合があります。
その時に、「あれ?こんな仕事ぶりだったんだ」とガッカリすることもあるかもしれません。
信頼というのは、時にこちら側のイメージが先行している場合が多々あります。
必要なのは、普段から満遍なくこなしている人とコミュニケーションを取り、どんな仕事ぶりをするのか様子を見ましょう。
7.責任感がある
人がいる場所によって責任感の感じ方は違ってきます。
職場なら役職などによって責任の重さが違ってくるものです。
満遍なくこなす人は責任感が人よりあります。
責任があるというよりは、自分がしなければいけない仕事、しなくてもいい仕事の線引きをしっかりとしています。
自分の仕事が出来ないうちは、人の仕事を手伝おうとしません。
一見、冷たいように見えますが、自分の仕事が終わらないうちは他はしない。
これが満遍なく出来る人の正義なのです。
でもこれじゃ満遍なくとは言えないのでは?と思われそうですが、先ほどもお伝えしたように「自分の出来ることを満遍なくする」という意味なのです。
余計な事をしてミスをするのは、本末転倒であり効率的ではないからです。
8.人の好き嫌いを作らない
「好き」という感情はポジティブになれますが、「嫌い」という感情は人をネガティブにさせます。
そのうえ、その負の感情は色んな行動を狭めてしまいます。
イライラしてしまい、仕事でミスをしてしまったり、不注意で怪我をすることもあるのです。
満遍なくこなす人は、嫌いという感情はあまり持ちません。
その感情は仕事の効率を下げてしまうからです。
では、満遍なくこなす人は嫌いという感情がないのは、どんな人でも受け入れる仏のような人なのかといえば、そうではありません。
彼らは、嫌いな人に対しては適度に対応するのです。
決して感情を見せず普通に接することで摩擦をなくし、事がスムーズに進むようにしています。
だから、好きとか嫌いの感情はあるにはありますが、相手に見せることはないのです。
9.感情的にならない
人の心は常にフラットではありません。
悲しいときもあるし、めちゃめちゃ怒るときもあります。
もし満遍なく物事をこなしたいなら、怒りを鎮めることです。
怒りは視野を狭くし、自分の心を締め付けてしまいます。