2つ目は、「なんちゃって」の満遍なくこなす人です。
つまり上辺だけで、サラっとしか仕事をしない人です。
このタイプの人は周りからは色々と頼まれたりはするのですが、本人は自分に出来る仕事かどうかを考えずに手を出し、中途半端に終らせてしまうパターンが多い場合があります。
それでも本人は、「自分は何でも出来る人」と思い込んでいて、周りは迷惑することもあります。
3.妬まれることがある
仕事の出来・不出来はあるものの、満遍なくこなそうとする人は誰かに妬まれている可能性があります。
やはり人より多く何かを持っている人、出来る人というのはいつの世も嫉妬の対象だったりするのです。
妬んでくる人はもちろん、仕事が出来ない人です。
仕事が出来ない人は、仕事が出来る人の真似をすれば仕事がはかどるのに、そうはしません。
ただ妬んで悪口を言ったりします。
しかし、満遍なくこなす人は少しは気にしますが、決してめげたりはしません。
何故ならクヨクヨするのは、とても効率が悪いからです。
何かを言われて落ち込んで、その間は手が止まってしまうから。
だから何を言われてもあまり気にせず、前を向き続けているのです。
4.やりがいを感じない
満遍なくこなす人は、1つ1つに費やす作業の熱量が等しいので、やりがいを感じないことがあります。
せっかく仕事が出来るのに、実にもったいない感情ですよね。
しかしこれは人にもよります。
満遍なくこなすことで、充実を感じる人もいるのです。
また、満遍なくこなせるので、何をやってみても「こんなものか」と感動が薄れてしまい、やりがいを感じられない人もいます。
やりがいを見つけるのは、なかなか難しいものです。
これならきっと、やりがいを感じられるだろうと取りかかっても、思っていたのと違うとガッカリすることもあります。
満遍なくこなす人は、ガッカリこそしないものの、やりがいに出会えずいつも物足りないような、気持ちになっているのです。
5.一生懸命さが伝わらない
何でもこなせてしまう彼らは、一生懸命さが伝わってこないことがあります。
なぜ伝わってこないのか。
それはいつもの習慣で、涼しい顔で何でもこなしてしまうからです。
人は見た目の判断材料がない時があります。
彼らは周りから見れば、そう見えてしまうことがあるのです。
本当は焦っているかも知れないし、汗をかきながらやってるかも知れません。
でもそう見られないのが損な所でもあります。
でも彼らは別に、一生懸命さをアピールすることなどありません。
誰が見ていても、見ていなくとも満遍なくこなすことに集中しているからです。
見た目はどうあれ、とてもクールな生き方ですよね。
6.不利な立場になることも
満遍なくこなす人は優しい人が多く、自分の仕事でなくても忙しそうな人を助けることもあります。
しかしこの優しさがアダとなることもあるようです。
他の仕事に関わったために、何かトラブルが発生すると、その人のせいにされてしまうこともあります。
「あなたのせいだ」と言われてしまえば、気の弱い人なら自分のせいだと思ってしまうかも知れません。
または、自分が黙っていれば解決すると思い責任を被る人もいるでしょう。