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四十代になったら考えたい7個のこと...(続き2)

しかし、40代で資格を取ることは、並大抵のことではできません。

それなりの覚悟と勉強が必要です。

また、簡単に取得できる資格は、誰もが所持していることが多く、再就職の際には差別化ができないという欠点があります。

また、取得した資格が有効に活用できる業界に、働き口があるかどうかも分かりません。

その中でも人気があるのは、不動産系の資格です。

比較的容易に資格が取れることと、国の支援で実施される建設工事が多く、まだまだ不動産業界や建設業界では、2020年のオリンピックまでは成長が持続すると予想されるからです。

人気が高いのは宅建で、資格も短期間で取ることも可能です。

その他、マンション管理士、インテリアコーディネーター、ファイナンシャルプランナー、建設業経理しも、実務経験なくても受験できるのです。

育児が落ち着いてきたなら再就職も

女性の場合は、40代になるころには子供も大きくなり、自分の時間に余裕が生まれて来る時です。

最近40代の女性が、子育てをしながらキャリア人生を再スタートさせることが増えてきたようです。

以前は、40代にもなると正直再就職は難しいし、受け入れ先もそれほど無いのでは?と始めから諦めていたと思います。

しかし、時代は変わってくるのです。

主婦向けの求人数は、2012年1月を基準にすると、なんと10倍近くに増えているのです。

それに、主婦の応募者も40代を中心に6~7倍に増加しているのです。

俗にいう団塊の世代のジュニア世代が主流なのです。

企業側にも事情があります。

仕事が順調に増えてきたけれども、肝心の労働者が不足しているのです。

団塊ジュニアの男性陣は、今や企業の中核となってバリバリと働いて、企業をしっかり支える人材になっています。

そこで家庭で眠っている人材は、企業側から見ても、子育ての負担があるだけで立派な人材と認識しているのです。

現在の40代の女性は、見た目も行動も若々しくて、しかも時代感覚も優れている人が多いのです。

子育てのために、埋もれてしまっているだけなのです。

おまけにインターネット事情にも詳しく、パソコンも自在に操れるスキルを持っていたり、中には英語などの語学に堪能な女性も埋もれているのです。

以前に、大手の企業で働いていた経験があると、即戦力にもなるので、積極的に検討する企業も増えてきたようです。

後は、企業側の受け入れ態勢(時間的な制限)や処遇についてキチンとマニュアルを作っておけば、優れた40代の人材が確保できるのです。

主婦側の問題点としては、
①仕事時間の確保
②職場の受け入れ態勢や仕事のブランク
③夫の理解と協力
④保育園の確保
などが上げられます。

2.定年後について

定年後のビジョンを想像する

40代の人にとっては、定年という言葉はまだまだ先のことで、正直真剣に考えることはないと思います。

自分の周りに、定年になって苦労している人をみると、自分の場合はどうなるのだろうと、漠然と考えているのです。

定年後を想像してまず考えることは、自分や配偶者、兄弟や家族、こどもや孫の健康と生活、自分達夫婦の生活費(貯金や年金)や介護についてでしょう。

まずは、それぞれがキチンと生活できる環境を想像します。

次に、定年後の生き方(仕事、趣味や遊びなど)を考えます。

これらの予想を、横軸に年代を並べたグラフにして、簡単でも定年後のビジョンを書いてみると、その時の様子が想像できるのです。

余暇でしたいことは?

定年後は、これまでとは異なる生活パターンになるので、ともかく余暇が生まれるのです。