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生きる勇気とモチベーションが出る、...(続き7)

それで、勇気をもらえる本を読むと、私たちの心にも大きな影響を与えてモチベーションをアップさせてくれるのです。

1ℓの涙

ドラマでも大人気となった「1ℓの涙」。

きっと感動し、今でも心の中に残っている人は多いのではないでしょうか?
これは、一人の若い女性が中学生の時に発症した難病と戦っていく姿を記した本です。

もちろん実話で、手足や言葉の自由がどんどん奪われ、最後には運動機能が全部なくなってしまう難病「脊髄小脳変性症」を患った女性の闘病生活をつづっています。

この病気は、知能には全く障害がないので、自分の体がどんどんと不自由になることを意識しながらの現実とのはざまで生き抜いていくことを強いられます。

彼女は闘病中に手が動かなくなるまで日記をつづり、その日記をまとめた単行本が発売されました。

この本は瞬く間に大きな反響を呼んでロングセラーとなりました。

命の尊さ、難病と闘いながら現実を受け入れ生きていく彼女の姿に涙しない人はいません。

”生きる”ということ、自分の命がどんなに貴重なものかをもう一度考えさせられる本です。

盲導犬クイールの一生

「盲導犬クイールの一生」は、写真家の秋元良平さんによる写真集で、ドラマや映画にもなりました。

ラブラドール・レトリーバーの盲導犬クイールは、盲導犬になるために盲導犬になるために訓練されました。

小さいときにはパピーウォーカーの夫婦によって一年間愛情をたっぷりかけてもらって育ち、盲導犬の訓練センターで訓練を受けます。

クイールはのんびり屋さんのマイペースな性格だったようで、訓練士さんを困らせる子でした。

でも、立派な盲導犬として成長し視覚障害者の渡辺さんと巡り合うこ都となります。

渡辺さんとクイールは最初はなかなか息が合わなかったコンビでしたが、渡辺さんは徐々にクイールのやさしさや思いやりに心を開くようになり、かけがえのない存在になりました。

盲導犬クイールのかわいらしい姿、感動的な人間との絆、愛情、そして別れというせつなさ、心を洗われるような作品となっています。

「自分もできることを頑張ろう」と感じさせてくれる本です。

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