思いももかけず仕事の視野がひらけたりするものです。
視野の広がりが新しい視野をひらいてくれるわけです。
2. 思考の深み
思考が深い人とは、知識が豊富でかつ、他人のいろいろな意見を受け入れられる人のことでしょう。
自己主張、言い換えれば表現力ですが、この能力は極めて重要です。
しかしこれだけの人には、深みをたたえた人格は感じられません。
プラトンの対話篇ではありませんが、対話能力は思考を深める上で不可欠です。
勉強を重ねて、対話する力をつけていきましょう。
3. 優秀な人々との交流
優秀な人々との交流は、人生の喜びにつながります。
すばらしい芸術を鑑賞したり、すごいスポーツ試合を観戦したときの感動と同じですが、当事者である分、長く充実した時間が続きます。
高いところまで登れば、より遠くまで見渡せます。
五合目でとどまっている人よりあらゆる面で有利です。
優秀な人々は、あなたをそうした高みにいざなってくれる存在となるはずです。
4. 良い仕事を得られる
優秀な人たちとの人脈が広がることで、その副産物として、いい仕事につく可能性は大きくなります。
いい会社にスカウトされたり、パートナーになったりです。
若い人なら玉の輿も考えられます。
日本の中小企業では後継者が決まっていない会社が多いとされ、思いがけない幸運も無きにしも非ずでしょう。
ただし最初からそのような野望を前面に出していては、あなたの人格を貶めてしまいます。
これまでとは別のところによい相談相手ができた、くらいに考えておくくらいがよいでしょう。
5. 人生がより豊かになる
会社をやめたら誰も付き合う人がいなくなった、などとならないようにしなければいけません。
勉強の究極の目的は、人生をより色彩豊かなものにしていくことです。
知識獲得の喜びだけにとどまりません。
勉強の過程で面識を得た優秀な人たちが、有形無形のサポートになってくれるでしょう。