一昔前なら一般人ではアクセスできなかった資料でも、今は比較的簡単に見つけることができます。
アマチュア研究家への道は大きく開けています。
電子書籍でもアマゾンキンドルを使えば無料で簡単出版できます。
独自の勉強や研究をしたい人にとっては、願ってもないことでしょう。
勉強好きの人には、新しい知的目標に向かっていける状況が開かれています。
2. 勉強のコツがわかればより楽しめる
勉強自体を楽しむことができれば理想的です。
きっかけはどうであろうとも、自発的に取り組むようになれば苦にはなりません。
過酷な大学受験勉強を経験した人は、社会に出てからも社内の筆記試験、外部の資格試験でもやはり強いように見えます。
ポイントの押さえ方、点数の取り方に習熟しているからに違いありません。
しかしこれは本来の勉強の意味からすれば、道を外れたものです。
知識が増え、脳内の活性化を実感できれば、それでいいはずです。
それを頻繁に感じることができるようになれば、本当に勉強のコツを会得したことになるのではないでしょうか。
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3. 大人になってからも勉強を続けているひとはどれくらい?
実際に大人になってから勉強を続けている人はどれくらいいるのでしょうか。
OECDでは2012年に「国際成人力調査」を行いました。
その中で30歳以上の人に「何らかの学位や卒業資格の取得のために通学して学習しているか」という問いがあります。
はい、と答えた日本人は1.6%で調査対象18カ国中最低でした。
これが欧州諸国では5%~8%に上ります。
大学などの教育機関へ通学している社会人は少ないわけです。
一方、文部科学省の社会教育調査(2015年)という統計があります。
これによると2014年に地方公共団体や社会教育機関も実施した学級・講座の利用者は3086万人となっています。
この数字は2008年の3417万人をピークに少し減っています。
しかし講演会や文化スポーツ事業などの一発もの集会は190万件と大幅に増えています。
これらの統計には反映されない、民間の活動まで含めれば、日本人の学習意欲は依然として旺盛と言ってよいのではないでしょうか。
勉強の名言20選
古代ギリシャから近世ヨーロッパ、現代日本に至るまで、できるだけ広範囲に勉学に関する名言をひろってみましょう。
1. 「一生勉強、一生青春」相田みつを
相田みつをは書道家として世に登場し、その後独特の書体で詩を発表するようになります。
そして詩集「人間だもの」の出版以降、大衆的な人気を博しました。
わかりやすい言葉で、処世訓や座右の銘として使われることが多いようです。
言葉自体は単純で、同業者である詩人たちの言うようにくだけた書体と相まって発表されたことでインパクトを与えた面は強いと思います。
非常に珍しい表現者だったため、その評価は死後16年を経過した現在も一定していません。
詩人たちからはやはりその大衆的立ち位置を問題にされることが多いようです。
確かにこの言葉も書道向きに見えます。