誰かと一緒の食事に慣れている人では、ひとりだけで外食をするのは味気ないと思ってしまうかもしれませんが、たまにはひとりで贅沢に美味しい食事を楽しむのも立派な気分転換になります。
また、いかにもオシャレな雰囲気のお店であれば、ランチでもディナーでも、ひとりで食べに来ている人の姿も珍しくはありません。
お店の雰囲気に自分も溶け込みながら、美味しい食事を楽しむのも良いでしょう。
ひとりで食べに行くと、誰かに気を遣うことなく自分で好きなものを注文することが出来ますので、元々食事をすることが好きな人には特におすすめの方法です。
6. 映画館に映画を観に行く
ひとりぼっちの孤独感に陥る時は、大抵集団の中にぽつんとひとりでいる時か、またはひとりで何もすることがなく、ぼーっとしている時に強い孤独を感じることが多いです。
何もすることがなく、暇な時間をただ過ごしていると、つい頭の中では余計なことばかり考えてしまいます。
仕事でミスをした時のことや、人間関係での嫌な思い出、そして自分がひとりぼっちだという孤独感など、さまざまな悪いことばかりを想像してしまいがちです。
そんな時には、映画館に映画を観に行くと良い気分転換になります。
家で映画を観るのとは違い、映画館で観る時には、嫌でも映画の内容に集中出来ます。
最初の内はただぼーっと映画を観ていたとしても、いつのまにか映画の内容に夢中になっていて、終わるころには孤独感がすっかり抜けきっていることでしょう。
映画の内容が感動するものだったり、観終わった後に爽快感を覚えたりするものであれば気持ちもリフレッシュ出来てなおのこと良いでしょう。
7.図書館に行く
図書館はたくさんの人が利用します。
中には友達同士で利用しに来る人もいますが、大抵は個人で図書館を利用します。
そのため、周りにはたくさんの人がいても、その多くが皆ひとりで過ごしているため、集団の中に混じったところで自分の孤独感が増すことはありません。
むしろ、「皆ひとりなんだ」という安心感を覚えることもあります。
図書館では静かで落ち着いた雰囲気に満ちていますが、自分が家にひとりぼっちでいる時の虚しさを感じる静かな空気とはまた違っています。
本が好きな人ならいろんな本を眺めたり、手に取った本を読んだりすれば時間が潰せますし、本からさまざまな情報を得ることも出来ます。
また、日頃からひとりで過ごすことが多い人は、わいわいと騒がしい雰囲気が苦手な人も少なくありません。
そういった人にも落ち着いた静かな空間で過ごせる図書館はおすすめです。
料金も一切かかりませんので、ひとりぼっちの孤独感に襲われそうになった時にはふらっと足を向けてみましょう。
8. テレビ電話で友達と話す
友達はいるけれど、集団でわいわい騒ぐのは苦手、という人は、友達と個人的にテレビ電話などで話すと良いでしょう。
一対一であればお互いのことに集中出来ますし、またテレビ電話なら相手の顔を見ることが出来ますので、寂しさや孤独感が薄れやすいです。
直接顔を合わせて話をするのが最も良い方法ではありますが、場合によっては電話の方が、自分の心の内を素直に話すことが出来る時もあります。
本心から話せる友達であれば、この機会に自分の孤独感や寂しさといったものをどうすれば良いのか相談してみるのも良いでしょう。
9. ペットを飼う
ペットセラピーというものがあるように、動物には人の心を癒す特別な能力があります。
それは犬や猫などの動物が持つ特有の愛らしさや暖かな触れ合いなど、さまざまな要因により動物にはセラピーの効果があるとされていますが、実際に自閉症で他人に心を開けない人の治療法としてもペットセラピーは行われています。
それほどはっきりと人の心を癒す力があると分かっていますので、ひとりぼっちで寂しくなった時にはペットを飼ってみるのも有効な手段でしょう。
ペットショップに行けばもちろん販売されていますが、他にも保健所や里親募集のところからペットをもらってくるという方法もあります。
ペットショップで売られている子にせよ、里親を待っている子にせよ、どちらもあなたという飼い主に迎え入れて欲しいと思っていることには変わりありません。
愛くるしいペットの仕草や姿に心を癒されると同時に、自分よりもか弱い存在を守っていかなければならないという強い責任感も自分の中には生まれます。
自分の心を育てるためにも、ペットを飼うのは良いことでしょう。
とはいえ、あまりペットに夢中になってしまうと、「自分にはペットだけいればいい」とますます他者との関わりを避けるようになってしまう人も中にはいますので、そうはならないように注意しましょう。
出来れば自分のペットを通して、他者と上手にコミュニケーションが取れるようになると良いですね。
10. 旅に出てみる
ひとりぼっちであまりに寂しくなった時には、いっそのこと旅に出てみるという方法もあります。
「ただでさえ孤独感に襲われているのに、誰も知らないところへ行ったら余計に寂しくなる!」と思えるかもしれません。
ですが、実際に旅に出てみると、なにも寂しいばかりというわけではありません。
まったく知らない土地へ行くと、確かに孤独感も増すかもしれません。
しかし、自分が今までに見たことも体験したこともない場所を回る内に、自分の中で感動や好奇心などさまざまな感情が刺激され、いつしか旅をすることに夢中になっていることもあります。
もし歴史や宗教、美術などに関心があれば、旅の途中で神社仏閣や美術館などに立ち寄ってみるのも良いでしょう。
自分の好きなことで楽しめれば、これまでの「ひとり旅」のイメージが変わるかもしれません。
また、旅に出るとかなりの気持ちのリフレッシュにもなりますので、孤独感を覚えた時だけでなく、精神的に疲れてしまっている時にもおすすめです。