例え最近は連絡をまともに取り合っていなかったとしても、子どもの頃からの幼馴染の関係であれば、きっと突然のあなたからの連絡にも、戸惑うことなく受け入れてくれることでしょう。
電話のタイミングが合わなければ、約束をして後日直接顔を合わせても良いでしょう。
昔からの耳に馴染んだ声や口調と、自分のことを知ってくれているという安心感は、きっとあなたの孤独感を和らげてくれることでしょう。
寂しい時やひとりぼっちで辛い時には、幼馴染と電話で昔の楽しかった思い出などを語り合いましょう。
19. いとこやはとこに連絡してみる
もしあなたにいとこやはとこなどの親戚がいれば、連絡してみるのも一つの方法でしょう。
幼馴染と同様に、子どもの頃からあなたのことを良く知っている相手なので、久しぶりの連絡でもきっと気さくに受け入れてくれるはずです。
また、幼馴染は他人ですが、いとこやはとこは関係は遠くても家族のような存在です。
ある意味幼馴染よりも込み入った話や、自分の本心を隠さずに伝えることが出来るかもしれません。
親戚であればあなたの今の家庭の事情を理解してくれていることでしょうし、何かあった時にもあなたの味方をしてくれる可能性が高いです。
精神的にも心強く、頼れる相手でもありますので、どうしようもなく寂しくなった時や、ひとりぼっちの孤独感を覚えた時には、思い切っていとこやはとこに連絡してみましょう。
ひとりぼっちになる理由
誰もがこの世に生まれてくる時にはひとりです。
しかし、生を受けた後には必ずたくさんの人たちに支えられて成長し、一人前になっていきます。
自分で生活していくことが出来るようになれば、それまで身を寄せていたところから離れて、独り立ちするでしょう。
しかしその先でまた新たな出会いがたくさんあり、誰かと関わり合いながら生きていきます。
このように、人は生まれる時と死ぬ時以外には、必ずどこかで誰かと知り合い、関わり合って生きていきます。
だからこそ、「人はひとりでは生きてはいけない」と言われているのです。
しかし、誰かしらと関わり合って生きているはずなのに、なぜか気付けば自分がひとりぼっちだと感じてしまっていることがあります。
それはその時の周囲の環境や、自分の精神面でそう感じる要因があるのですが、人によってどのような理由があるのでしょうか。
1. 配偶者の死
生きていれば、どこかで誰かと恋をして、結婚し、家庭を築いて愛を育んでいくことがあるでしょう。
毎日当たり前のように一緒に生活していれば、配偶者は自分にとっての半身も同然です。
そこにあるのは当たり前ですが、なくてはまともに生きていくことが出来ない、良い意味で空気のような存在になっていることも多いでしょう。
もし、毎日当たり前に一緒にいた相手が突如亡くなってしまったとしたら?
または、長年寄り添った妻や夫が自分を置いて先立ってしまったら?
恐らく想像もつかないような喪失感に襲われることでしょう。
当たり前にあったものがなくなってしまう、いつかは失うと分かっていても、実際に失ってしまうと、寂しくて悲しくてたまらなくなります。
いつでも自分の側にいて、自分の話に相槌を打ってくれて、心の内を理解してくれていた、大切な存在を亡くしてしまったら・・・取り残された方は、あっという間にこの世で自分がひとりぼっちでいるかのような感覚に陥ってしまうことでしょう。
配偶者が亡くなった時に、子どもや孫がいればまだ少しは孤独感が和らぎます。
しかし、もし夫婦ふたりだけで生活していたとしたら?きっと孤独感はより増してしまうことでしょう。
2. 少子化
日本では少子高齢化が進んでいます。
家計の苦しさから、子どもは作らない方針の夫婦もいれば、作ってもひとりだけという家庭が増えています。
共働きをしなければ生活をしていくことが難しい家庭では、より子育ては困難になります。
ひとりっ子が増えている現代社会では、学校で友人がおらず、また家に帰っても両親が共働きで留守にしがちな家の子どもは、幼い内から孤独感を覚えやすいです。
子どもの頃に「自分はひとりぼっちだ」と感じることが多いと、内向的な性格になり、より外とのコミュニケーションを取ろうとしなくなります。