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心付けの正しいやり方教えます(続き4)

病院で亡くなられれば葬儀会社に連絡をして、ご遺体を自宅へ搬送し、枕飾りなどを行います。

そこからどのような葬儀を行うかを葬儀会社と遺族で相談し、さまざまな手順を経て通夜と告別式、初七日などを行います。

葬儀では枕飾りや納棺から、通夜と告別式、火葬や骨上げなどの一連の流れを葬儀会社が遺族に変わって執り仕切ります。

遺族の住む地域の班長などが葬儀の流れを執り仕切る場合もありますが、その際にも葬儀会社が手伝いとして介入しますので、今やまったく葬儀会社に頼らずに自分たちだけで葬儀を行うところはほとんどないと言ってもいいでしょう。

そして、葬儀会社には遺族に代わりさまざまなことをしてもらいますので、そのお礼として心付けを渡すことが多いです。

葬儀会社がまだなかった時代には、葬儀を遺族の代わりに執り仕切った地域の班長などにお礼を渡し、食事を振舞う風習がありました。

その名残として、葬儀会社に委託するようになってからも、心付けを渡すところが多いのです。

1. 葬儀代に含まれていることもある

結婚式の時と同様に、最近ではスタッフのサービス料金が葬儀代に含まれていることも珍しくはありません。

特に大手の葬儀会社ではその傾向が強いため、心付けを渡そうとして、「会社の方針で受け取れません」と断られるケースも増えています。

例えサービス料金が葬儀代に含まれていなかったとしても、葬儀会社のスタッフはきちんと最初から最後まで遺族のために仕事をしてくれますので、心付けの有り無しで葬儀内容に影響が出ることはまったくありませんので安心して大丈夫です。

とはいえ、故人の最後のお見送りを、遺族に代わって執り仕切ってくれるスタッフには、感謝の気持ちとして個人的に心付けを送りたくなるという気持ちもあるでしょう。

その場合、どのスタッフにどの程度渡せばいいのかを以下にご紹介していきます。

2. 誰に渡す?

心付けを渡す相手としては、霊柩車の運転手、マイクロバスの運転手、火葬炉にご遺体を収める火夫、火葬場の受付スタッフ、食事などの配膳スタッフが挙げられます。

地域によって多少異なりますが、一般的にはこれらのスタッフに心付けを渡すことが多いです。

特に霊柩車とマイクロバスの運転手、また火夫に対しては渡す場合が多いです。

このほか、遺族と葬儀の打ち合わせを行い、また通夜や告別式などで一連の流れをメインで取り仕切る葬儀会社のスタッフに、お礼として渡すことがあります。

3. 手伝いを頼んだ友人や親せき、ご近所さんには必ず渡そう

結婚式と同様に、葬儀の手伝いを頼んだ友人や親せき、近所の人たちへは必ず心付けを渡すようにしましょう。

葬儀の間は遺族の気持ちが落ち着かず、葬儀会社や友人、親せきや近所の人たちに何もかも任せきりになってしまうことも少なくありません。

突然身内を亡くした場合などには特に、動揺して冷静な気持ちになることが難しく、また深い悲しみに包まれて周りが見えなくなってしまうため、葬儀が終わるまでの間は何も考えられない遺族も当然いると思います。

しかし、遺族がそうして故人を悼むことだけに集中出来るのも、周りで支えてくれる葬儀会社のスタッフや友人、親せきや近所の人たちの助けがあるからです。

葬儀が終わるまでは冷静に物事を考えることが出来ないこともあると思いますが、少し気持ちが落ち着いたら、必ず自分を助けてくれた周りの人たちへは感謝の言葉と共に、お礼を渡すようにしましょう。

お金として心付けを渡すのも良いですし、何か品物をおくっても良いでしょう。

3. 金額の目安は?

葬儀の際の心付けの金額には、地域ごとで多少の違いがありますが、大体2千円から5千円の間で渡すことが多いです。

葬儀会社のスタッフは、心付けは基本的に断ることが多いため、例え心付けはどの程度あれば良いかと尋ねたところで、「必要ありません」と返ってくることがほとんどでしょう。

具体的な金額の目安としては、霊柩車の運転手で3千円~5千円、マイクロバスの運転手で3千円、火葬炉にご遺体を収める火夫には5千円、火葬場の受付スタッフや、食事などの配膳スタッフには3千円程度が相場と言われています。

一般的な相場は以上ですが、遺族がとてもお世話になったと感じれば例え相場が3千円でも、実際には5千円渡しても問題はないでしょう。

どのスタッフに対しても、おおよそ5千円までと考えておけば間違いはありません。

しかし、いくらこちらが感謝の気持ちを渡したくても、相手に断られることもあります。

その際は、あまりしつこくし過ぎずに、二、三度断られたら大人しく引き下がりましょう。

4. 公営施設では不要

民営施設の火葬場では、そこのスタッフに対しての心付けは今でも当たり前に行われているところが多いです。