その点、あとであげますが、実はしゃくれてない??とたびたび言われる綾瀬はるかさんは、見ていて飽きるとは思えないかわいさがあります。
やさしそうな目元に、コロコロ変わる表情も彼女の魅力であることは間違いないのです。
そして、正面と横顔のギャップや、笑ったときに少し前に出るあごなども、見ていてかわいいと思える理由なのです。
しゃくれと一言で言ってしまうにはもったいないほどかわいらしい綾瀬はるかさんのように、しゃくれはいろんな角度でいろんな表情が楽しめるので、見ていて飽きることがありません。
4. ちょっと崩れてるほうが可愛げがある
上でも書きましたが、完ぺきな美人というのは何か物足りなく感じることがあります。
あまりにも整っていると作り物のような印象を持ってしまい、何となく人間味を感じないこともあります。
しかし、どこか少し崩れているところがあると、なぜか完璧よりかわいく見えるから不思議です。
宮崎あおいさんをかわいいと思う人はたくさんいますよね。
よく見ると彼女は目が離れていて、嫌いな人は「魚みたいな顔」と揶揄します。
それでも根強い人気があるのは、彼女の顔に、どこかかわいらしさを感じる人が多いからでしょう。
ドリカムのボーカルの吉田美和さんは、非常に大きな口が目を引きます。
彼女の大きな口をキュートだと受け取る人が多いのも、「完ぺきではないけどなんか可愛い」というところからきていると思われます。
このように、人間の顔とはあまりに完璧でない方がかわいく見えるのです。
その点、しゃくれも「崩れている」と言えばそれまでですが、それをかわいいと感じる人も少なくないということを覚えておいてください。
5. ハリウッド女優はしゃくれ重視だから
先ほどから書いているEラインですが、正確には「鼻先とあごを結んだ線上に唇の先端があるのが美しい」とされています。
鼻、唇、あごの先端が一直線上にあるのが世界基準で美しいのです。
しかし、Eラインならぬ「ハリウッドライン」というものが存在します。
鼻先とあご先を結んだ線に唇がつかない、つまり唇が線の内側に来るというものです。
これがハリウッドでは美しいとされています。
そこで考えてみてください。
鼻とあごを結んだ内側に唇が収まるには、ある程度あごがないと完成しない横顔ということになります。
日本人はあごが小さいので、ハリウッドラインどころかEラインも難しいです。
ですが、ハリウッドで美しいとされるには、あごもしっかりしていないといけないというわけです。
あごがしっかりしているということは、あごが長かったり、大きかったり、しゃくれていなければなりません。
つまり、ハリウッドで美人認定されるには、しゃくれていないといけないということになります。
鼻だけが高ければいいというわけではないのですね。
ハリウッド女優はしゃくれていることが大事なんて、意外だと思いませんか?
それほど、あごの存在は大事なのです。
6. キスシーンが綺麗に見える
ドラマでよく見るキスシーンですが、二人のキスを横から見ることになる場面が殆どですよね。
ということは、当然ですが我々が目にするのは二人の横顔です。
この時、あごが小さく口元が出ている人の横顔は美しいか?と言われたらNOです。
先ほどから書いているように、美の基準であるEラインを当てはめると、ある程度しゃくれている方がきれいなEラインなのです。
横顔が見えるキスシーンでしゃくれは圧倒的にきれいに見えます。
真正面はそこまで美人ではないのに、横顔が妙にきれいな人はきっと多かれ少なかれしゃくれの要素があるのではないかと思います。