夫婦喧嘩をして同級生に相談をしたら、その話を他の同級生にされるというリスクもあります。
話が膨らんで、回り回って自分の元に返ってくることもあります。
「この間、大きな夫婦喧嘩したみたいだね」など、「なぜ知っているの?」という状況にもなりかねません。
夫の愚痴を言っただけなのに噂話として広まれば、夫が悪いと周囲に伝わりやすいので、夫のイメージが悪くなることだってあるのです。
軽い愚痴であっても、相手の友人にまで話が広まれば、相手の耳に入ることもあります。
直接文句を言われるより、他人から聞かされるととても気分が悪く、誤解の元になりますよね。
お互いのことを知っている人が多いというのが同級生婚なので、周囲へ自分たちのことを安易に話せないという環境です。
相手の過去を知りすぎている
学生時代から知っている相手。
知っていていいことばかりではありませんよね。
例えば、夫の昔の彼女を知っていれば、女性なら少なからず嫉妬してしまうでしょう。
同窓会へ行くと、どうしてもその相手が気になってしまうこともあります。
2人が会話をするところを見て、複雑な心境になることもあるでしょう。
昔の彼女と自分を比較してしまう人もいるかもしれませんよね。
タイプが違えば、不安の元になることもあります。
過去の行動パターンを知っているから、こういう人なのだと決めつけてしまうこともあります。
人は、周囲の影響や職場などで学ぶことで成長する部分もあります。
考え方や発想が変わることもあるので、過去を知りすぎているがために、疑問に思うところが出てくるかもしれませんね。
また、恋愛関係を長続きさせるには、謎めいたところを残すといいと言いますが、同級生同士はなかなか難しいことでしょう。
過去を知りすぎないから、少しずつ相手を知っていくという面白味はあまり期待できないかもしれませんね。
長く仲良くいるためには、知らなくていいこともあると言えます。
新鮮味がない
学生時代からずっと付き合っているという同級生婚によくあるケースでしょう。
ずっと一緒にいるので、ドキドキすることが年々減ってきます。
一緒にいて当たり前の存在になって、新鮮さや特別感が薄れてくるからでしょう。
もちろん、一緒にいて当たり前の存在というは、普段口に出さなくても、大切な存在であることは確かです。
しかし、人は刺激を求めてしまう傾向があります。
そんなときは2人で新鮮に感じることにチャレンジするのが効果的ですが、それより周囲へ目を向けてしまうこともあります。
新鮮味がないと、こういったリスクがついて回るのです。
そのため、学生の頃から付き合っているカップルは、別れたり戻ったりを繰り返すカップルが多いですよね。
一度別れることで、次付き合うときに新鮮味を感じ、相手との時間を楽しいと思えるからでしょう。
新婚生活に新鮮味を感じられないからと、残念に思う人もいるかもしれませんが、長くいる上で新鮮な関係を続けることは難しいです。
それよりも、2人でいつも楽しくいられるよう、刺激的な体験やデート、2人きりの時間を大切にすることへ目を向けてみるといいのではないでしょうか。
同い年同士で仲の良い幸せな結婚生活を送ろう!
同級生婚にどのような印象を持ちましたか?メリットばかりの結婚はありません。
デメリットをどう捉えて、どう対応していくかが大切になってきます。
自分の条件で「これだけは譲れない」という点が、同級生婚のデメリットに当てはまっていなければ、比較的自分に合った結婚の形ではないでしょうか。
同い年だからこそ、メリットが多いのが同級生婚です。
離婚率が低いのも、同い年夫婦だと言われています。
末永く一緒にいられる関係が築きやすいのは、同級生婚だと言えるでしょう。