ですが、その反面相手の顔色を伺いすぎる余り自分の気持ちを上手く相手に伝える事が出来ないと言う人も勿論現れてしまう分けです。
自分の気持ちを相手に伝えたいのに、上手く伝えられない時、人はもどかしい気持ちになるのでしょう。
どうにか自分の気持ちを伝えたい。
伝えたいけれど、何をどう話して良いのか分からない。
そんな感情が渦巻いているのかもしれません。
相手に自分の気持ちを伝えられるようになる為には、練習する以外に方法がありません。
多くの場数をふまえる事によって、自分の気持ちを整理していく事が出来るのでしょう。
それはすぐに上達するようなものではありません。
最初は、なかなか上手く行う事が出来ず嫌になってしまう事もあるかもしれません。
ですが、そこで挫折してしまってはいつまで経っても自分の気持ちを伝える事がで居るようにはならないでしょう。
多少の失敗を繰り返したとしても、最終的にいい結果を産む事が出来るのであれば、それは素晴らしい力となる事でしょう。
その為にも、自分の気持ちを人に伝える努力を常日頃から行っていくようにしてみてはいかがでしょうか。
3. 人を助けたいのに助けられない時
人間は本来弱い生き物です。
自然界の中でも、これほどまでに手間のかかる生物はいないのでは無いでしょうか。
ですが、人間は弱いからこそ多くの知恵を手に入れました。
そのおかげで、まるで人間が一番偉いかのような顏をして生きていく事が出来るのです。
本来は弱いにも関わらず、人間は弱い物を見つけるとつい強気になるという嫌な面も持ち合わせています。
その為、学校や社会など様々な場面において自分より下だと判断した人に対して嫌がらせをしたり、時にはいじめを行う事もあるでしょう。
いじめは人間として最低な行為です。
弱いからこそ、そういった卑劣な行為に出てしまうのかもしれません。
いじめを目撃した場合、多くの人は何とかしてあげたいと思う物です。
ですが、それと同時に防衛本能が働きます。
もし、助けた事で今度は自分がいじめのターゲットになってしまったらと思うと、足がすくんでしまうのです。
実際、助けるつもりで行動を取った事によって自分が被害者になってしまうケースは残念ながらめずらしい事ではありません。
躊躇してしまう気持ちも最もでしょう。
ですが、かと言っていじめを黙認する事は断じて許されない行為です。
その理想と現実がのしかかる事で、もどかしい気持ちになってしまう事でしょう。
そんな時は、まず自分一人で解決しようとしない事が一番です。
友人同士でも勇気が出ない場合は、学校の先生に相談してみましょう。
先生が信用出来ない場合には、周りに居る大人や教育員会などとにかく誰かに相談する事です。
大人は役にたたないと思っている方も多いと思いますが、その中でも時には力になってくれる人が居るものです。
その人に巡り合う事が出来れば、あなたの気持ちを晴らす事も出来るのかもしれません。
まずは、とにかく周りの人に声をかけて見ましょう。
最初は小さな声だったとしても、それがいつか大きな声になる時がやってくるかもしれません。
いじめを黙認する事は、あなたもいじめを行っている人と同じと言う事になってしまいます。
そうならない為にも、まずはいじめにNOと言える気持ちを準備しておきましょう。