受け止めて、その経験を活かすよりほかに道は無いのですから。
7. 将来に対する不安がどんどん募ることによるショック
将来に対する不安がどんどん募ることによるショックというのも、精神的ダメージの原因となり得るものなんですよね。
大きく、突発的に起こる出来事ではなくても、少しずつ、不安に心がダメージをおっていくこともあるということです。
こういった小さな不安が積み重なっていくダメージというのは、ちょっと厄介なものだったりすると思います。
ジャブを受けるように蓄積されていくダメージは、徐々に精神を追い詰めます。
ですのでこういったダメージは、心の病を発症しやすいダメージとも言えるんですよね。
しかも、自分では感じにくく、気付いた時には大きなダメージを受けている状態で対処も遅れがち。
原因を探そうとしても、もうどれが原因なのかも分からない状態になってしまいます。
こういった精神的ダメージも、大きくなる前に早めに対処しておくことが大切だと思います。
ひとつひとつの不安を蓄積しないようにしておくことで、取り返しのつかない状態に陥ることを避けられるのです。
外部要因によるショックは原因が明らか
生きていく中で、人は様々な出来事により、精神的ダメージを受けることになります。
それを受けとめ、乗り越えていくことで、人は成長します。
ダメージにやられっぱなしじゃ…試練だらけの人生を攻略していくことは出来ないんです。
自分の人生は、自分の責任で切り開いていかなければなりません。
その為にはまず、精神的ダメージを受けた原因を、しっかりと受け止めることが大切ですよね。
それが外部要因によるショックなら、ダメージを受けた原因も明らかです。
目の前の事実をしっかり受け止めて、それを乗り越えていきましょう!
自分の内側から生まれたショックからは立ち直りにくい
ただ、精神的ダメージの原因が外部要因ではなく、自分の内側から生まれたショックだと、立ち直るのは簡単なことではないかもしれません。
先ほどもお話したような、少しずつ蓄積されてきた将来への不安など、漠然としたものが原因の場合、まずは原因探しから始めなければなりません。
こういう人は、もともと心がダメージを受けやすく、精神的に弱いタイプの人でもあるんですよね。
それが一つの精神的ダメージの原因でもあり…原因がひとつではないこともあるでしょう。
しかも、何か特別な出来事があったわけでもない場合は、その原因も、掴みどころが無かったりすると思います。
それを自分で対処しようとしても、ちょっと難しいかもしれませんね。
その場合は、家族に相談したり、心療内科や心理カウンセラーに協力してもらったりしたほうが、ダメージからの立ち直りも早いと思います。
自分の中で、複雑に絡んでしまっている気持ちの整理を、誰かに一緒に手伝ってもらうんです。
精神的な弱さがある人は特に、自分ひとりで考えても、余計に問題はぐちゃぐちゃに絡み合うだけで、抜け出せなくなってしまいます。