共感という言葉を聞いてみなさんはどのようなイメージが浮かびますか?
自分には共感力がないなと思われる方や、共感力って例えばどういうことをいうの?と疑問に思う方もいるかもしれませんね。

しかし、共感と聞いて悪いイメージを思い浮かべる人は少ないのではないでしょうか?
共感力は、相手とのコミュニケーションの一つの手段です。

あなたが相手とコミュニケーションを取っている時、いまいち相手と話がかみ合わないなと感じたことはありませんか?その状態は相手と共感することが出来ていない結果でそうなっているのかもしれません。

共感力を身につければ、あなたの今後の人とのかかわり方が大きく変わる可能性があります。

今回は共感力をテーマにまとめましたので、ご覧ください。

共感力はコミュニケーションの要!

コミュニケーションとは、生活を営む中で人や動物が互いに感情や意志などを伝え合うことです。

ということは、生活を送り続ける限りはコミュニケーションから人は逃げることは出来ません。

人と関わりを持てるのがコミュニケーションという手段なのです。

そのコミュニケーションの要が共感力です。

共感力がある人とコミュニケーションを取ると、自分のことを理解してくれているんだと思います。

少なくともこの時点では共感力がある人は相手の敵にはなりませんよね?むしろ自分のことを理解してくれていると思うのですから味方なのです。

共感力が身につけばあなたに味方がたくさん出来て、あなたの人生は大きく変わるかもしれません。

それぐらいの影響力が共感力にはあります。

1. 共感力とは?

共感力とは、相手の意見や感情などを共有することをいいます。

例えば相手がつらそうな表情をしている時に、自分は相手のつらい気持ちを理解出来ているかです。

相手の気持ちや感情を自分が理解できる力が共感力です。

ですから、相手がつらそうな表情をしているのに、あなだか元気そうだなと相手の気持ちを理解してしまうとあなたに共感力がないということになります。

間違ってはいけないのが、あなたの共感力は相手の気持ちや感情に寄り添ってなくてはなりません。

自分の気持ちや感情だけで理解しているのではひとりよがりになってしまいます。

相手の気持ちを考えてあげることが出来なければ共感力はないということになりますね。

2. 共感力が大切な理由

共感力が大切な理由はたくさんあります。

メリットがたくさんあるというわけです。

コミュニケーション能力が高まれば、良好な人間関係を築くことが出来ます。

人間関係を作るには、まずはコミュニケーションからですよね?
超能力者でない限りは、コミュニケーションを取らなければ相手の考えや感情を読み取ることは出来ません。

人間関係はコミュニケーションで始まると言っても過言ではないのです。

共感するには相手の気持ちを理解しようとする優しさがなければ出来ません。

ということは共感力がついたのはあなたの優しさが一段と上がったからだと言えますよね?
共感力があれば、あなたにとって良い影響がたくさんあるというわけです。

それが共感力が大切な理由です。

1. コミュニケーション能力が高まる

コミュニケーション能力が高い人は、自分の気持ちや思考などを正確に相手に伝えることが出来て、相手からの気持ちや思考なども正確に受け取る事が出来る人なのではないでしょうか。

いわば聞き上手であり、話し上手であるということです。

では、なぜ共感力が身についたらコミュニケーション能力が高まるのでしょうか?
共感力は相手の気持ちや感情を理解出来ることですよね?
相手の気持ちや感情を理解するには相手の話の内容をしっかりと理解していないと出来ません。

相手の話を理解するには、真摯に相手の話を聞いていなければ理解することは難しいのです。

聞く力はコミュニケーションの根底にあるといえます。

共感力はコミュニケーションの一部です。

ですから、共感力が身につけばコミュニケーション能力が高まるということです。

2. 良好な人間関係が築ける

良好な人間関係とは、たくさん友達がいるとか人数の問題ではなく、人間関係の中身が良好であるかということです。

人間関係の中身が良好といっても、何をもって良好と言えるのでしょうか?
それは、自分に無理のない人間関係の事です。

無理のない人間関係とはお互いにある程度の信頼関係があって成り立つ関係だと思います。

共感とは相手に耳を傾けて聞いている関係なのですから、少なくとも対立はしていませんよね?相手の気持ちに寄り添うように聞いているのですから、相手からすると「自分の話を聞いてくれている」、「理解してくれようとしている」と思います。

相手に否定や反論などしていてはコミュニケーションが取れなくなってしまいます。

話を聞く姿勢から信頼関係が築かれていくのではないでしょうか?共感力はあなたの人間関係にも大きな影響を与えます。

共感力が高いほど、信頼関係が築かれている、良好な人間関係が築かれているといえるでしょう。

3. 相手の気持ちを理解できる優しさがある

共感力は相手のことを理解しようという気持ち、すなわち優しさがなければ身に付きません。

自己中心的な人は、自分のことしか考えることが出来ません。

相手の気持ち等関係なく自分の気持ちや感情だけで他人も一緒なんだと判断してしまいます。

例えば「私が悲しいからあなたも悲しいはず」と考えてしまう人は相手の気持ちを考えることが出来ない、思いやりや優しさが足りない人なのです。

相手の話を聞きながら、今相手はどのような気持ちで話しているのかを考えている時点であなたは相手の気持ちを理解しようとする優しさがあるのです。

3. 「同調」との違いは?

共感と同調って何が違うと思いますか?まず、共感は相手の気持ちや感情を共有することです。

共有するんですから、相手の気持ちや感情を自分も同じように持つことですよね?ですから、相手が悲しい気持ちであれば自分も悲しい気持ちを持つことです。

同調は、相手の調子に合わせることをいいます。

分かりやすく言えば相手の望んでいる態度を自分がとるということです。

相手が悲しいんだと言えば、あなたは「そうなんだ」と言って、あなたは悲しいという感情は持っていないけど、言葉だけそうなんだと言う具合のことです。

共感と同調の違いは相手と同じ感情を自分の中に持っているか持っていないかです。

同調では相手とも上辺だけの人間関係しか出来ません。

感情がこもっていない同調は相手も感じ取ることは出来るのです。

4. 大切なのは細かい観察力

コミュニケーションと共感力で大切なのは観察力です。

観察力とは、相手の状態や変化を客観的に良く見れる事です。

例えば相手の髪型が変わっていることに気づけたらそれも観察力からくるものなのです。

日ごろから相手の髪型を気にしていないと変わったことにも気づくことは出来ません。

観察力とは日頃の積み重ねからくるものです。

髪型に気づいたら、そこからも相手とのコミュニケーションを取ることが出来ます。

相手も日頃から自分のことを気にしてくれているんだと嬉しい気持ちになります。

そして、そこから信頼関係が築かれていくのです。

観察力はコミュニケーションの基本だと思ってください。

観察力が身につけば、共感力もぐんと上がるはずです。

共感する時の注意点

共感する時に注意点がいくつかあります。

初対面の人にいきなり共感しても不信感を抱かれたりしますから共感すれば良いというものではありません。

確かに共感は多くのメリットがあり、コミュニケーションを取るうえでは重要なことなのですが、まずは相手のことをある程度知る必要があります。

相手自身のことを理解しなければ共感することは出来ないのです。

共感とは相手の感情や気持ちに寄り添うことでしたよね?感情や気持ちは人により起こるポイントが違ったりします。

ですからまずは相手のことを知らなければ共感しても的外れな共感をしてしまい、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

ですから、共感する時に注意することをしっかりとおさえておきましょう。

1. あまり気安く共感を表現しない

あまり気安く共感を表現してはいけません。

気安くとは、軽々しくとか遠慮せずにという意味です。

ですから、相手に考えの浅い共感を表現してはいけないということですね。

共感を表現するのは大事な時にだけ、相手が言ってほしい時だけでかまわないのです。

相手の気持ちをずっと考えながら話を聞いていると、たまに考えの浅い共感をしてしまうかもしれません。

考えの浅い共感は相手の反感を買ってしまうかもしれません。

相手に共感を表現する時はこの感情を相手も持っているはずと確信してから表現するようにしましょう。

気安く共感するのは信頼関係にも影響してくるので注意です。

2. まだ会って間もない人に共感してはいけない

特に初対面の人などにはまだ共感してはいけません。

感情を共感するのには相手自身のことをある程度理解しておく必要があります。

相手自身のことを理解する時にあなたの観察力の出番です。

相手の表情や癖などを観察しなくてはいけません。

例えば悲しくてもあまり感情を表に出さずに常に笑顔を絶やさない人だっています。

そんな人にあなたは楽しそうですねと共感しては相手との良好な人間関係を築くことは出来ません。

笑顔だからといって、みんなが楽しくて笑顔なわけではないのです。

感情は人間共通していますが、感情の表現の仕方は人それぞれなのです。

「みんな違ってみんないい」という言葉がありますが、その通りです。

みんな違うから共感しようとするのです。

みんなが同じ思考の生き物では共感する意味が無くなってしまいますよね?ですから、まだあって間もない人に共感はしてはいけないのです。

3. 気安く共感してくる人には下心がある場合も

気安く共感してくる人には下心がある場合があります。

下心とは心の中に隠している企みのことをいいます。

ですから、あなたのことを心配するふりをしている、あたかもあなたに共感しているようにみせているのです。

共感したようにみせているのですから、本来の共感ではありませんよね?
少なくともあなたの味方になるための一つの手段として共感しています。

ですから、軽々しく共感してくる人には気をつけてください。

おそらく下心があるような共感には何か違和感を相手に覚えるかもしれませんね。

もし、下心が相手にあるかもと思ったら少し距離を置いてお付き合いするようにしましょう。

共感力が足りない人の特徴

共感力が高ければ自分にとって良い影響がたくさんあります。

では、共感力が足りない人には何か特徴があるのでしょうか?
なぜ自分には共感力が足りないのか、それは自分で考えても答えはなかなか出てこないかもしれませんね。

なぜなら、自己理解がしっかり出来ていないと答えられないからです。

自己理解とは、自己の性格や考え方等を深く知り、それを自己が理解している状態のことをいいます。

自分の表面的な事ではなく、内面的なことを知っていることが自己理解です。

自己理解するためのトレーニングや技法があるぐらいですから、自己理解するには実は難しい事なんです。

自分のことは自分が良く知っているのが当たり前でしょと思いがちですが、実は自分の欠点は他者からの方が良く見えていたりします。

この機会に自分のことをじっくり考えてみてもいいかもしれませんね。

では、共感力が足りない人の特徴についてみていきましょう。

1. 自分に自信がある

自分に自信を持つことはけして悪いことではありません。

自分に自身を持つことは、周りの人を勇気づけたり、自分自身にも良い影響があります。

しかし、ここで注意してほしいのは自信過剰になることです。

自信過剰とは自分の能力等が高いと信じていることをいいます。

自己イメージが強いということです。

自分に自信があるのは良いことですが、自分が何をするにも一番になってしまうと、相手の気持ちや感情を考えてあげることが出来なくなってしまいます。

優しさや思いやりが欠けてしまうというわけです。

自分に自信を持つことは良いことですが、時にそれが邪魔をしてしまうこともあるのです。

それを充分理解したうえで相手に接するようにしましょう。

そうすれば、自分に自身があっても相手を思いやる気持ちを忘れることはないはずです。

意識の問題だと思ってください。