共感を感じられる人になるのはそのくらい難しいことなのです。
一体、自分には何が足りないのでしょうか?
ここでは共感を感じられる人になるための10個の考え方を紹介します。
1. 相手の人格を尊重する
相手の人格を尊重しましょう。
人格とは、個人の人柄や人間性のことをいいます。
性格とは少し意味が違うそうです。
尊重とは、大切に扱うこと、思うことです。
相手の人格を尊重するとは、個人の人間性を大切にすることです。
人は一人一人かけがえのない存在ですから、個人の人間性を大切にしなくてはいけません。
でも、相手の人格を尊重するって言葉では理解できますけど、実際どうすればよいのか分からないですよね?
まずは、相手のありのままの姿を自分が受け入れてみてください。
相手の良い所も悪い所もそのまま受け入れます。
そこで拒否や否定をしないでください。
ありのまま受け入れることにより、相手の気持ちや感情を共感しやすくなります。
2. 人の話をよく聞いて考える
人の話をよく聞いて考えるようにしましょう。
ポイントはよく聞くことです。
右から左に話を受け流していると、相手が本当に伝えたいことを感じ取ることは出来ません。
相手の気持ちを感じ取れる一つの手段を自分で断ち切ってしまっているのです。
よく聞くとは、一言一句逃さず聞くというわけではありません。
大事なのは、聞いてほしい内容を聞きとることです。
相手も全ての話を聞いてほしいわけではありません。
話の中の一つの単語であったり、自分の気持ちを聞いてほしいのです。
例えば話のどこかで相手が「悲しかった」という単語を言ったとします。
人は話の内容よりもどういう気持ちだったのかを重視してほしい人が多いのです。
ですから、相手の話を聞きながら何を伝えたいのかを考えてください。
きっとその姿勢は相手にも伝わり、あなたを信頼してくれます。
そうすれば相手と共感することが出来ます。
3. 自分の身に置き換えて考えてみる
自分の身に置き換えて考えてみましょう。
相手の話を聞いていて理解できない状況もあるでしょう。
あなたに相手と同じ経験や体験が無ければ理解できないのは当然のことです。
そんな時は自分に身に置き換えて考えてみましょう。
「自分ならどうするのか?」「自分ならどう思うのか?」と考えてみるのです。
そうすると、少なくとも的外れなことを思うことはないと思います。
やはり感情は人間みんな同じようにあるのですから、近い感情を感じるのではないでしょうか?