相手自身のことを理解する時にあなたの観察力の出番です。
相手の表情や癖などを観察しなくてはいけません。
例えば悲しくてもあまり感情を表に出さずに常に笑顔を絶やさない人だっています。
そんな人にあなたは楽しそうですねと共感しては相手との良好な人間関係を築くことは出来ません。
笑顔だからといって、みんなが楽しくて笑顔なわけではないのです。
感情は人間共通していますが、感情の表現の仕方は人それぞれなのです。
「みんな違ってみんないい」という言葉がありますが、その通りです。
みんな違うから共感しようとするのです。
みんなが同じ思考の生き物では共感する意味が無くなってしまいますよね?
ですから、まだあって間もない人に共感はしてはいけないのです。
3. 気安く共感してくる人には下心がある場合も
気安く共感してくる人には下心がある場合があります。
下心とは心の中に隠している企みのことをいいます。
ですから、あなたのことを心配するふりをしている、あたかもあなたに共感しているようにみせているのです。
共感したようにみせているのですから、本来の共感ではありませんよね?
少なくともあなたの味方になるための一つの手段として共感しています。
ですから、軽々しく共感してくる人には気をつけてください。
おそらく下心があるような共感には何か違和感を相手に覚えるかもしれませんね。
もし、下心が相手にあるかもと思ったら少し距離を置いてお付き合いするようにしましょう。
共感力が足りない人の特徴
共感力が高ければ自分にとって良い影響がたくさんあります。
では、共感力が足りない人には何か特徴があるのでしょうか?
なぜ自分には共感力が足りないのか、それは自分で考えても答えはなかなか出てこないかもしれませんね。
なぜなら、自己理解がしっかり出来ていないと答えられないからです。
自己理解とは、自己の性格や考え方等を深く知り、それを自己が理解している状態のことをいいます。
自分の表面的な事ではなく、内面的なことを知っていることが自己理解です。
自己理解するためのトレーニングや技法があるぐらいですから、自己理解するには実は難しい事なんです。
自分のことは自分が良く知っているのが当たり前でしょと思いがちですが、実は自分の欠点は他者からの方が良く見えていたりします。
この機会に自分のことをじっくり考えてみてもいいかもしれませんね。
では、共感力が足りない人の特徴についてみていきましょう。
1. 自分に自信がある
自分に自信を持つことはけして悪いことではありません。
自分に自身を持つことは、周りの人を勇気づけたり、自分自身にも良い影響があります。
しかし、ここで注意してほしいのは自信過剰になることです。
自信過剰とは自分の能力等が高いと信じていることをいいます。
自己イメージが強いということです。