一つのやり方を信じて、他人の意見は聞き入れない。
「自分は不器用ですから」というスタンスで生きて行く・・・
でも、それが評価されるのは本当は不器用じゃないからこそカッコイイ。
ただ単純に相手の意見を聞き入れないで自分のわが道を進むことは、孤独になるだけです。
たとえ周囲から見て無駄な井戸端会議でも意味が必ずある、だからこそ会話をしているのです。
何気ない会話でもコミュニケーション能力が育ち、臨機応変に対応することを覚えて行くものです。
コミュニケーション能力は会話を通じて育って行くものです。
マニュアルでは育つことができない。
自分の殻に閉じこもっている柔軟性のない人はコミュニケーション能力が低い、と言うことは冗談が通じにくく空気が読めないことになります。
4.考えが一貫していて新しい考えを受け付けない
自分の意見や考え方をまげることがない柔軟性のない人は、考えが一貫していて新しい考えを受け付けない傾向にあります。
考えが一貫していていることは正しいことです。
あれこれやっては方向を変えるよりは一つのことを極めることができます。
しかし考えが一貫しつづけると新しい考えを受け付けなくなるのです。
筋を通すことは正しいけれど、一呼吸して自分の考えを見直すことも必要です。
長い人生、きっとどこかで反省する部分は必ずあるもの、自分自身が今よりも成長したいと思うのなら、再確認をすることが必要です。
一呼吸すると少し自分の中に余裕がでてくるはずです、そうすると新しい風が入り込んで今以上の考えが頭に浮かびます。
他人から刺激をもらうことも新しい考えのヒントとなる。
柔軟性がないと同じ場所で立ち止まることしかできない。
5.自分の考えを相手に押し付ける
自分の考えを相手に押し付けることは誰でもイヤなもの。
でも柔軟性がないと自分がやっていることに気づかない。
柔軟性がない人は誰よりも他人の意見を押し付けられることを嫌う、だけれど自分自身が嫌がることをしている。
これが柔軟性のない人の矛盾と言えます。
自分の考えを相手に押し付けても、相手は同じように出来る保証はない。
それは相手は同じ性格じゃないからです。
自分が正しいと思っている考え方は、間違っていない。
でも、自分の考えを相手に押し付けることで間違っていたことにもなる。
自分の考えを相手に押し付けることはカタにはめられていることと同じです。
そのカタが全ての人にフィットするワケじゃないのです。
クッキーをつくるときだって色々なカタがある。
無理やりカタにはめてしまうとどうなるでしょう?割れてしまいますよね。
それが人間関係で言えばヒビです。
無理やりに自分の考えを相手に押し付けることでヒビがはいり、相手と上手く関係を取り持つことができない。
だから柔軟性がない人はコミュニケーションが上手く行かないのです。
柔軟性のある人になるためには
柔軟性がない人は孤独になってしまう。
やっぱり人生は楽しく生きていきたいと思いますよね?
柔軟性のある人になり、人生を楽しんでみましょう。
「自分は柔軟性ないから」と思っている人も大丈夫ですよ、「柔軟性がある人になりたい」と思ったときから柔軟性は育てられて行くのです。