この言葉は転じて、魚以外にも使われることが多いです。
では雑魚には、他にどんな意味があり、どんな使われ方をするのでしょうか。
ここからは雑魚の魚を指す意味以外のものを紹介していきます。
人に対して使われる
雑魚って実は人に対して多く使われます。
ここまで雑魚の意味を見てみると、人に対して「雑魚」ということは決して良い言葉でないというのは、おわりいただけるかと思います。
では、どのような人に対して雑魚という言い方をするのでしょうか。
またそこにはどんな意味があるのでしょうか。
価値のない人
釣りをしていて雑魚が釣れても、人は喜びません。
それはその魚に価値がないからです。
「こんな魚になんの価値もない。ガッカリだ。」と思ってしまいます。
例
A この大きな案件は誰に任せようか。これは大切な仕事だ。
B そうですね。たまには新人に任せてみるのはどうでしょう。
A そうだな。〇〇なんてどうだろう。
B あーいいかもしれませんね。
C ダメです。
あいつは雑魚です。
この前も遅刻してきて、仕事にやる気を感じません。
なんて感じでしょう。
本人がいないところで、あの人にはそれほどの価値がないという時に使います。
これを聞いた人はショックですし、もし言われた時にはかなり見下されているということになります。
価値がない魚と同じなのです。
魅力のない人
大きな魚は食べても美味しいですし、市場価値もあります。
釣り上げた時の達成感もあり、つい写真を撮ってしまうでしょう。
大物には魅力がいっぱいです。
しかし雑魚にはなんの魅力もありません。
なんだか釣って損をした気分になってしまうのです。
例
A ねぇ〇〇ってBのこといつも見ているよね?
B えーそうかな?
A 絶対そうだよ!今彼氏いないんだし、〇〇と付き合ってみたら?
B え?付き合う?嫌だよ。あんな雑魚と付き合うの!
A ・・・。
雑魚には魅力がありません。
つまり雑魚だと思っている人とは交際することなんてできませんね。
私にはあの人の魅力がわからない時に、その人をディする意味で雑魚というのです。