でももっとイケメンで、もっとお金持ちの人から見れば、その人も雑魚なわけです。
反対にあなたから見ると雑魚だと思える人も、違う人が違う見方をすれば優れている人にだってうつるのです。
つまり人に対する雑魚には定義はなく、その人自身の価値観によるもので判断されてしまうのです。
今流行りのマウンティングをして、自分より下の人を勝手に雑魚にしてしまうのですから、良いことではないですね。
人に対して雑魚という言葉は心で思っていても決して口には出さないようにしましょう。
あまり口に出しているとあなた自身が雑魚の仲間入りをしてしまいます。
雑魚な魚一覧
雑魚は数種類の魚が混ざっていると紹介しましたが、実際にはどんな種類の魚のことを言うのでしょうか。
ここからは雑魚と呼ばれる魚の一覧を紹介していきます。
スズキ
スズキは海岸の近くや河川に生息する肉食魚です。
食用魚や釣りの対象魚として人気のある魚です。
この魚は成長につれて呼び名が変わる出世魚であり、縁起が良い魚としても好まれています。
地方によって異なりますが、1~2年で20~30㎝程度のものを「セイゴ」、3年で40~60㎝のものを「フッコ」、それ以上のものを「スズキ」といいます。
白身魚で食べても美味しいので、雑魚と呼ばれることに違和感を持つ人も多いのではないでしょうか。
夏を代表する魚で大きいほど脂がのっていて美味しく食べることができます。
スズキという名前はすすぎ洗い流したように白いことから転じてスズキとなったと言われています。
オイカワ
オイカワは淡水魚の一種です。
川魚として釣りやすい魚としても人気があります。
メスの方がオスよりも大きく、15㎝ほどあります。
食用としてもクセがないので食べやすく、天ぷらや煮つけに使われます。
また川釣りをして、そのまま塩焼きにして食べるのも人気の食べ方です。
フナ
日本を含むユーラシア大陸に分布し、河川やため池などの水の流れの緩い淡水域に生息しています。
水や環境の悪化に強く、多少の変化であれば生きていける魚です。
釣りの世界には、「釣りはフナから始まりフナで終わる」という言葉があります。
つまりは釣りをする人にとってはとてもポピュラーなものであるといえるでしょう。
割とどこにでもいる魚であり、釣りの初心者もプロも、子どもも大人も釣れる魚なのです。
その辺の棒に虫をつけて釣りをしても釣れるなんて人もいるようです。
釣りとしては好まれますが、あまり食べられることは少ない魚です。
ドジョウ
ドジョウは水田、池、河川に生息している魚です。
10~15㎝ほどで細長く円筒形をしています。
ドジョウは昔から食用として利用されていました。
とても美味しい魚として人気があり、天然ものも養殖ものも輸入ものも利用されています。
国産のドジョウはとても少ないようです。
蒲焼きやなべやお味噌汁、天ぷらまで幅広く調理されています。
ドジョウの童謡なんかもあるくらい昔はそこらへんの川にいた身近な魚でしたが、いまではその生息が激減しています。
地域によっては絶滅危惧種になっているのです。