自己愛が強い人はとにかく自分自身に甘い。
それは全てが自分基準だからです。
自分基準であり、自分ルールが存在する自己愛者は、自分のルールに従わない人を批判します。
「何故、私がやっていることに従わないの?正しいことを教えているのに」
でも実際に自分自身ができないことを相手に押し付けている。
自分が同じことを要求されたら出来ないのです。
失敗をすることが怖い、皆の前でハジをかきたくないからこそ、他人に対して言葉巧みにやらせる。
ですから何でも1番最初には行動しません。
相手の様子を見て出来るようなら2番目に行動を起こす。
自分の評価を気にするあまり評価を甘くしてしまうのが自己愛の強い人です。
③他人の気持ちや要求を受け入れられない
他人の気持ちが分かるような人であれば自己愛が強い人になりません。
いや、もしかしたら他人の気持ちに気づいているのかもしれませんが、心のどこかで要求を受け入れることができないのかもしれません。
要求を受け入れることで他人に従う意識が働いてしまうからです。
歪んだ物事の考え方が自己愛の強さを高めてしまう結果になるのです。
他人の気持ちや要求を受け止めてあげることができる心の広い人間に憧れつつも、あえて要求を受け止めることをしない。
自己愛が強い人は基本的に弱い人です。
自分自身が描いたイメージでスタイリッシュに生きたいと思っている、その描いたイメージを崩すような行動はおこしたくないのです。
④他人との共感性や協調性が低い
自己愛の強い人の最大の特徴とも言えることは協調性がないこと。
先ほども言った通り自分ルールで生きている自己愛の強い人は、他人の発言なんて聞く耳を持つわけがないのです。
皆で協力して知恵を出し合って乗り越えることができない。
協力しあうということは同じレベルになってしまうと思うからです。
例えば、その中でリーダー的な人に指図されることがとても嫌います。
ですからグループ行動の部活やサークルが苦手であり参加をしません。
どちらかと言えばフェイスブックやブログなど、自分自身に共感した相手とやり取りを好みます。
SNSは、友達とも言えない友達関係がメイン、友達の数を増やすためにやっている人も多いのでは?
今やSNSは見栄の張り合いでありリア充アピール合戦のようなものに変化しています。
フェイスブックやブログなどを見ていると自己愛が強い人が必ず見つかります。
⑤他人との境界がわからない
他人の気持ちが分からない、協調性がない自己愛の強い人は、他人の心にドカドカと土足で入り込むことがあります。
例えば同じ職場に体型を気にしている人がいるとすれば、普通なら特に容姿のことを言うこともしません。
なぜなら容姿については褒め言葉以外はタブーだからです。
ですが自己愛の強い人は他人が踏み込んでほしくないことを平気で口にする。
体型を気にしている人に対して体型を否定して自分自身の持論を伝える、「私がスリムな理由は◯◯をしているからなの、動かないから、あなたは太るのよ」と勝手にイメージしたままを言葉にしてしまう。
親しき仲にも礼儀ありという言葉があります。
心の中で思ったとしても他人には言葉を選ぶものです。
それが常識ある大人の社交辞令だと思います。
他人との境界線が分からない自己愛の強い人は当然、周囲からも嫌われる存在。
「あの人は他人の気持ちがわからない人だから・・・」このような言葉で周囲からは避けられてしまいます。